沖縄最長のトンネルより長いです。

離島のトンネルとしてはかなり長い

 鹿児島県道路建設課は2022年1月21日(金)、奄美大島で整備を進めていた県道名瀬瀬戸内線の宮古崎トンネルを含む「根瀬部国直工区」約2.9kmが3月27日(日)に開通の見込みであると発表しました。


開通近い宮古崎トンネル(画像:鹿児島県)。

 奄美大島の北部海岸沿いを通る主要地方道のうち、奄美市と大和村の境をなす区間に、2316mの宮古崎トンネルが開通します。これにより、急勾配かつカーブが連続する約5.2kmの峠越えを一気に解消し、移動時間が5分短縮(自動車)されるそうです。

 この区間は幾度も土砂災害で寸断されていました。今回のバイパス事業は、道路機能の確保を図る目的があります。

 ちなみに、2316mのトンネルは離島ではかなり長いほうと考えられます。沖縄県でも、最長のものは名護東道路の名護大北トンネル(2021年開通)で1946mです。