「メラノCC」…仕入れてみたら似すぎてワロタ。

あくまで“イメージ”ではあるものの…。

 2022年1月21日(金)、日本の航空業界に大きなニュースが飛び込みました。日本の物流大手、ヤマト運輸を傘下にもつヤマトホールディングスが、初めて自社で貨物専用機を保有し、JAL(日本航空)グループとタッグを組んで、2024年より首都圏から北海道・九州・沖縄地域への国内長距離航空輸送に参入するというのです。


ヤマトホールディングスが導入する貨物専用機のイメージ(画像:JAL)。

 貨物専用機導入発表と同時に、あくまで“イメージ”として、「ヤマトの貨物専用機」のデザイン案も公開されました。

 機体デザイン案は、胴体がグレー、もしくは塗料を塗らない“ベアメタル”をベースカラーとし、胴体前部にヤマトホールディングスのシンボル「クロネコマーク」と社名が描かれているというもの。垂直尾翼は黄色をバックに、親ネコと子ネコのシルエットを直線的に表現した「アドバンスマーク」がデザインされています。

 このデザインは瞬く間にSNSなどで拡散され、それを見た人からはデザインについてさまざまなコメントが寄せられています。

アニメや爆撃機、美容品まで連想?

 ヤマトホールディングスの貨物機には、「かわいい!」「緑とベージュは塗らないんだね」「むしろまだ持ってなかったんだというイメージ」「パイロットもあの(配達員の)格好をするんだろうか?」といったコメントのほか、次のようなものも集まりました。

・クロネコ空を飛ぶ!
・魔女も乗ってそう
・ついに魔法で空飛ぶようになったか…!(『魔女の宅急便」連想か』
・メラノCC(シルバーのチューブに黄文字がデザインされているロート社製の美容液)じゃん
・銀色の機体 イラスト 横文字 爆撃機ぽいな。
・尾翼が部隊章っぽい。


ジェットスター・ジャパンの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、同社の貨物機には、国内で初めてエアバスA321ceoP2Fが選ばれました。エアバス社の単通路ベストセラー旅客機「A320」の胴体延長タイプである「A321」旅客機を、貨物専用機に改修したものです。

 A321ceoP2Fは、1機あたり最大28t(10t車約5〜6台分)の搭載重量をもちます。なお、運航はJALグループのLCC(格安航空会社)でA320を使用している、ジェットスター・ジャパンのパイロットにより行われます。これらの貨物機は3機体制で、昼は成田発着、夜間は羽田発着で、新千歳・北九州・那覇の3空港へ就航する予定です。