三沢空港、期間限定で”芸術的”な空港に JALと福祉ユニットが企画
やたらアーティスティックな「MISAWA」の文字…。
3月31日まで
青森県の三沢空港では、2022年1月15日(土)から3月31日(木)まで、空港内でのアートラッピングの実施や飛行機の廃材を利用した作品の展示などを行います。これは、JAL(日本航空)と福祉実験ユニット「ヘラルボニー」の2社で実施される取り組みの一環です。
三沢空港で施されるアートラッピングなど(画像:JAL)。
空港内でのアートラッピングは、ヘラルボニーとアートライセンス契約を結んでいる作家の全15作品のアートが階段や窓ガラス、展望デッキなどにあしらわれます。
また、JALとヘラルボニーの共創によって生まれた航空機部品廃材(ボーイング737-800型機のエンジンファンブレード)とアートを組み合わせた「アートブレードオブジェ」も展示。JALの客室シートカバー(革)にヘラルボニーデザインを加えることで完成したコラボレーションバゲージタグの期間限定販売を行います。
2社による企画は、JALの社内ベンチャーチーム「W-PIT」に所属する客室乗務員が、ヘラルボニーを通して障がいのある作家の作品に魅了されたことなどをきっかけに始まったとのこと。JALによると今後、三沢空港以外の空港とのコラボレーション企画なども考えているとのことで「幅広い層へ障がいのある作家のアート作品と出会う機会を創出してまいります」とコメントしています。