PKストップのミランGKタタルシャヌ「ラウタロのことは勉強していた」

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 ミランに所属するルーマニア代表GKチプリアン・タタルシャヌが、PKストップの要因を明かした。7日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 セリエA第12節が7日に行われ、ミランはインテルとの“ミラノ・ダービー”に臨んだ。11分にPKからハカン・チャルハノールに得点を許し失点してものの、17分にCKからオウンゴールを誘発して同点に。その後、タタルシャヌのPKセーブもあり、1−1の引き分けで試合終了。今季リーグ戦無敗記録を「12」に伸ばした。

 ラウタロ・マルティネスのPKを止めたタタルシャヌは試合後、『DAZN』で「ラウタロはPKキッカーの第一候補だったから、スタッフと慎重に勉強していた」と準備していたことを明かしつつ、「チャルハノールに関しても、彼のことはすでによく知っていたけども、問題は彼も僕のことをよく知っていたことだね」と先制点を許した元同僚とのPK対決を振り返った。

 また、フランス代表GKマイク・メニャンが負傷離脱したことで出場機会が巡ってきたタタルシャヌは「このように続けていくためにできる限りのことをしていく。メニャンも喜んでくれた。なぜなら、GKにとってPKを止めることにどのような意味があるかを知っているからだ」と語り、今夏加入したメニャンとの関係性についても次のように明かした。

「僕たちはとても仲良くしている。彼がミランから来てから、僕は彼が落ち着くために手伝ったりした。特に僕はフランス語も話せるからね。彼は素晴らしいシーズンのスタートを切ったが、ケガをしてしまった。クラブが必要とする時まで、常に厳しいトレーニングをしてきた。そして今、その瞬間が来ているんだ」