AppleがiPhoneやiPadなど向け最新プラットフォーム「iOS 14.8」や「iPadOS 14.8」を提供開始!重要なセキュリティー更新を実施
AppleがiPhoneなど向けiOS 14.8とiPadOS 14.8をリリース! |
Appleは13日(現地時間)、iPhoneおよびiPod touch向けプラットフォーム「iOS」とiPad向けプラットフォーム「iPadOS」の最新バージョン「iOS 14.8(18H17)」および「iPadOS 14.8(18H17)」を提供開始したとお知らせしています。
変更点は重要なセキュリティアップデートが含まれているとし、すべての利用者に更新が推奨されています。具体的には悪意を持って作成されたPDFを処理した場合の「CVE-2021-30860」と悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理した場合の「CVE-2021-30858」で、ともに任意のコードが実行される可能性があるとのこと。
対象機種はiOS 14およびiPadOS 14の対象機種である最新の「iPhone 12」シリーズや「新しいiPad Pro」(12.9インチ第5世代と11インチ第3世代)を含むiPhone 6s以降およびiPod touch(第7世代)、iPad(第5世代)・iPad Air 2・iPad mini 4・iPad Pro以降で、各製品にて無料でアップデート可能です。
なお、手元のiPhone 12 Pro Maxなどでは各仮想移動体通信事業者(MVNO)でも「mineo」のAプラン(VoLTE対応)などのau回線を用いたサービスも含めて引き続き利用できていますが、どうしても心配な人は公式の動作確認を待ってみてください。その他にもwatchOS 7.6.2(18U80)もリリースされています。
iPhoneやiPod touch向けのiOS、iPad向けのiPadOSの最新メジャーバージョンとして昨年9月に提供が開始されたiOS 14およびiPadOS 14ですが、その後、iOS・iPadOSともに14.1〜14.7がリリースされていました。今回、新たにiOS 14.8が配信開始され、重要なセキュリティーアップデートが実施されているということです。
また不具合やセキュリティーの修正も実施されており、Appleが案内しているアップデートの内容は以下の通り。更新は従来通り各製品本体のみでOTA(On-The-Air)によりダウンロードで行え、方法としては、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行えます。またiTunesをインストールしたWindowsおよびMacとUSB-Lightningケーブルで接続しても実施できます。
なお、単体でアップデートする場合のダウンロードサイズは手持ちのiPhone 12 Pro Maxで312.4MBとファイルサイズがそれなりに大きいため、携帯電話ネットワークのデータ通信量(GB)を減らしたくない場合にはWi-Fiなどを利用しましょう。
iOS 14.8
このアップデートには重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
iPadOS 14.8
このアップデートには重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
記事執筆:memn0ck
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