北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記がやせたのではないか――。

 4日に朝鮮中央通信などで29日ぶりの動静が伝えられた写真や映像を米韓などのメディアが分析し、話題となっている。健康に問題があるのか、ダイエットの成果なのかは不明だが、正恩氏の体重の行方に日米韓の当局も注目している。

 発端は北朝鮮専門サイト「NKニュース」の8日の報道。高級時計をはめた正恩氏の手首の写真を、同じ時計をしているとみられる昨年11月と今年3月の写真を比べた。最新の写真では腕時計のベルトの穴を前より内側のものを使っており、手首が細くなっているようだと分析した。これを受け、韓国メディアも「ダイエット? 健康異常?」(11日付の朝鮮日報)などと報道が相次いでいる。

 正恩氏をめぐっては、長らく動静が途絶えたことなどから昨年4月に健康不安説が浮上した。韓国の情報機関、国家情報院は昨年11月、国会の情報委員会(非公開)で、正恩氏の現在の体重は140キロだとしたが、「年齢は若く、健康には特に異常はみられない」と報告した。