写真=(C)2021「総理の夫」製作委員会

 田中圭と中谷美紀がW主演する映画『総理の夫』に、貫地谷しほり、工藤阿須加、松井愛莉らが出演することが発表された。田中は「癖がすごい皆様、最高でした」、中谷は「幸せな日々」とそれぞれの言葉で共演者を称えた。

 山本周五郎賞、新田次郎文学賞受賞作家である原田マハ氏の20万部超えベストセラー小説を原作に、田中圭と中谷美紀が日本初の女性総理とその夫・ファーストジェントルマンとしてW主演する。

 貫地谷しほり演じる「ドS内閣広報担当」富士宮あやかは、ファーストジェントルマンとなった日和(田中圭)付きの広報を担当することとなるシングルマザー。凛子(中谷美紀)の秘書として活躍する「イケメン総理秘書」島崎虎山を演じるのは、工藤阿須加。松井愛莉が、日和が働く鳥類研究所で働く「隠れ美人のミーハー鳥類研究員」伊藤るいを演じる。

 そして、その鳥類研究所のトップである「ゴマすり鳥類研究所所長」徳田実を木下ほうか。「あやしい巨漢フリーライター」阿部久志を米本学仁。「ポーカーフェイス官房長官」小津智祐を嶋田久作がそれぞれ演じ、日和と凛子の周りで起こる数々の出来事に関わることになる。

 さらには、片岡愛之助が「総理の夫の兄でキザな勘違いCEO」相馬多和を、余貴美子が「総理の夫の母で財界の超大物」相馬崇子を、岸部一徳が「腹黒な政界のドン」原久郎を演じ、ベテラン俳優陣が「田中圭&中谷美紀内閣」の脇をしっかりと固める。

(C)2021「総理の夫」製作委員会

田中圭(相馬日和役)コメント

 日和は巻き込まれ型の主人公で、皆様が生きてくれたキャラクターに振り回されてばかりです。だからこそ皆様のお芝居をキチンと受けとる事に専念しましたし、受けていて心地良く、おっかなくて、でもやっぱり面白くて。毎日大変でした。日和は全員から責められるという稀有な存在ですので、出演者皆様のお芝居を沢山感じる事ができたのも幸せでした。

 癖がすごい皆様、最高でした。

 是非劇場で、日和の気持ちになって振り回されて欲しいです。

中谷美紀(相馬凛子役)コメント

 岸部一徳さんをはじめとする憧れの先輩たちの、柔軟かつゆとりあるお芝居に 支えられて安心感を覚え、初めて共演させていただいた貫地谷しほりさんの緻密 かつ繊細なお芝居に心震わされ、松井愛莉さんや工藤阿須加さんといったお若い 役者さんたちの実直なお芝居から刺激を受けた幸せな日々でした。

貫地谷しほり(富士宮あやか役)コメント

 田中さんとの共演は久々だったのですが気付いたら隠し撮りされたり、変わらない圭くんがそこにいて、圭くんの明るいオーラで現場が和やかに進んでいきました。そして凄い設定にも関わらず思わず納得してしまう中谷さんの総理としての存在感に圧倒されました。楽しい夏になりました。

工藤阿須加(島崎虎山役)コメント

 お二人が出演されている作品を昔から観ていたので、今回共演させて頂き、いつか一緒に芝居をしたい!という願いが叶いました。

 撮影初日に中谷さんから「秘書の雰囲気を醸しだしてるね!」と声を掛けて頂き嬉しかったですし、役との向かい方や佇まいを近くで見せていただいたこと、田中さんはひとつひとつのお芝居の切り替えの速さ、柔軟性、毎回変化される表情を近くで見せて頂いたこと、

 お二人との時間は沢山勉強させて頂きましたし、素敵な時間を過ごすことができました。

松井愛莉(伊藤るい役)コメント

 田中圭さんは初めましてだったのですが、とても気さくに話しかけていただきました!

 周りを明るくしてくれる太陽みたいな方でした。

 中谷美紀さんは一度共演させていただいたことがあるので、またご一緒できてとても嬉しかったです!

 合間で色んなお話ができて、私の演じる役をおもしろいねと笑ってくださいました!いつもご丁寧で美しく、優しい方でした!

 そんな素敵なお二人とご一緒できて、光栄です。

 とても濃い時間を過ごすことができました。