Yonezuhappyakume←この地名、どう読むかわかる?
ローマ字表記された地名が、別の意味にしか見えない――。
そんな「世紀」の大発見(?)をしたユーザーの投稿が、ツイッターで話題になっている。
「米津八百目」(Yonezuhappyakume)(画像はのーせる(@Norsel__)さんから)
所在地を示した地名標識には、
「米津八百目」(Yonezuhappyakume)
とある。撮影場所は愛知県西尾市。さらに言えば、米津町八百目(よねづちょう はっぴゃくめ)の交差点である。
「米津八百目」という文字列を見せられれば、「よねづはっぴゃくめ」と答えることができる人は多いだろう。「米津」には複数の読み方があるが、米津玄師さんの登場以来、初見で「よねづ」と読むようになった人もかなりいるはずだ。
それに、たとえ漢字が読めなくても、ローマ字を読めばいい。
ところが、こちらの写真を投稿したツイッターユーザーの「のーせる」(@Norsel__)さんは、別の読み方をしてしまった。
その読み方が、ツイッターで大きな話題となっている。
気づいてしまった「happy」
こちらが、のーせるさんによる2021年2月7日の投稿だ。
米津・ハッピーアクメ pic.twitter.com/oJXawY7XmB
— のーせる (@Norsel__) February 7, 2021
「米津・ハッピーアクメ」
なるほど。ローマ字読みをしたときに、「happyakume」が「はっぴゃくめ」ではなく、「ハッピーアクメ」(happy akume)に見えたようだ。
この投稿を見たユーザーからは、ツイッターに
「新曲?」
「マジでKANDEN」
「ローマ字読みは罪よのぅ...」
「夢ならばどれほど良かったでしょう」
「ハッピーになったかと思えばいきなし絶頂を迎えるのか...」
といった反応が寄せられている。
2月9日、Jタウンネットの取材に応じた愛知県在住の撮影者・のーせるさん(20代男性)によると、例の読み方を発見したのは、さかのぼること約3年前。
なぜ、気づいたの...。そんな疑問をぶつけてみると、彼は発見当時の記憶を掘り返した。
「友達の勤務先で長距離歩くイベントがあるので歩く練習に付き合ってくれ、と言われ2人で散歩をしていました。
ただ歩くだけじゃつまらないので何か考えながら歩いていたら、そこにこの信号がありました」(のーせるさん)
地名表記のローマ字を見て、アーティストの米津玄師さんを思い浮かべた彼。そのまま「happy」と読んで、残った「akume」を「アクメ」と読んだという。
変わった読み方ができると「気づいてしまった」彼は、
「あ、これもしかしてTwitterに貼ればウケるんじゃね?って軽い気持ちでした」
と当時の心境を振り返った。
のーせるさんは18年9月2日にも、地名標識の写真とともに、「米津・ハッピーアクメ」とつぶやいている。
さらに20年には計6回、看板の撮影角度や時間帯を変えて、同じワードをぶちまけている。
これらの投稿は、そのほとんどが数千リツイートされ、中には数万単位のいいねを集めているものも。
彼に反響への感想を聞くと、
「1番バズっているのが去年の4月に投稿したものなんですが当時はコロナが蔓延し始めてる時だったので、『コロナ禍が続いてもこういうくだらないことで笑っていられるといいなぁ』って勝手に思ってます」
とコメント。
度重なる投稿には、「世の中がhappyになってほしい...」。そんな願いが込められているのだろう(言い過ぎか)。