新型コロナウイルスの治療に当たる医療従事者を「食」で応援しようと、ＪＡなすのが４日、地域の医療機関に旬のイチゴを寄贈しました。

ＪＡなすのいちご部会が、那須塩原市の国際医療福祉大学病院に寄贈したのは、とちおとめ１５００パックです。

真っ赤に実ったイチゴは、寒さが厳しい今が１番おいしいといいます。

新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、医療の最前線で治療に当たる医療従事者へ感謝と応援の気持ちを込めて贈られました。

国際医療福祉大学病院では、これまでに９０人ほどの新型コロナウイルス感染者の治療にあたってきました。

入院や外来診療の制限をかけてコロナに対応するスタッフを増やし、慣れない対応への負担など病院全体でさまざまな影響があったといいます。

年末年始にかけて感染者が爆発的に増えた経験も踏まえ、病床の数を１５床から２４床に増やして引き続き万全の体制で対応していくとしています。

ＪＡなすのでは、今後、管内の那須赤十字病院と菅間記念病院にもイチゴを贈る予定です。