新型コロナウイルスについて、県と宇都宮市は４日、新たに２７人の感染を確認したと発表しました。

また県内３４例目のクラスターも確認されています。

感染が確認されたのは、宇都宮市、鹿沼市、栃木市などの２０代から８０代の男女２７人です。

これまでに発生しているクラスターの関連が多く、３人が１６例目の鹿沼病院、４人が県内２７例目の宇都宮市の西ヶ丘病院、また１人が３１例目の佐野市の病院、６人が県内３２例目の宇都宮市の済生会宇都宮病院の関連となっています。

一方、鹿沼市の医療機関で４日までに患者５人と職員２人の感染が確認されていて、県内３４例目のクラスターに認定されました。

県内の感染者は累計で３８３０人、療養者は３４８人、このうち重症者は１７人、入院調整中は８１人となっています。

県は４日、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保推進会議を開き、準備スケジュールや流通体制について確認しました。

今月中に県内２３カ所にディープフリーザを設置し、大規模医療機関などの「基本型接種施設」と、それ以外の「連携型接種施設」で接種を行います。

市や町の情報です。足利市は４日、ワクチン接種に向けた検討会を開き、高齢者向けの接種券の郵送時期を「３月中旬以降」としました。

一般市民の接種は４月から７月中旬を想定し、市内８つの施設で行います。

栃木市は成人式の延期に伴い、レンタル衣装のキャンセル料が発生した人に対し、補助金を交付すると発表しました。上限は３万円で、和装、洋装は問わず小物も含みます。

なお成人式は１１月７日に開催を予定しています。