旭化成ホームプロダクツ(本社=東京都千代田区)の「ジップロック」。

皆さんのご家庭でも、ちょっとした食品の保存などに活用されているのではないだろうか。

そんなジップロックの容器であるものを保存した結果、何だかかっこよくなってしまった――。

ツイッターでは、そんなユーザーの投稿が話題となっている。

それがこちら。

これは、2021年2月3日、ツイッターユーザーのしゅん吉(@shun_kichi)さんの投稿だ。

ジップロックの四角いコンテナーに保存されているのは、真っ白なお豆腐。

取り出してみると、表面にくっきりと「Ziploc」のロゴの跡がついてしまっている。


「DATE」の欄もある(画像はしゅん吉@shun_kichiさんより提供)

ぴったりと密封されていたのだろう。保存容器としては完璧である。

それに「Ziploc」印の豆腐は普通よりも何だかオシャレ(?)な気もする......。

この投稿に、ツイッターでは

「高級石鹸にも見えて来ました」
「かっけぇ!」
「これ豆腐プリント用に色んな柄の蓋作れば売れるのでは...」
「未来の総合栄養食みたいだ」

といった反応が集まっている。

また、しゅん吉さんと同じように豆腐や、生の鶏肉やお弁当のご飯の上に乗った梅干しにまで「Ziploc」ロゴが押されてしまったというユーザーからもコメントが寄せられていた。

ロゴを活かして冷奴に

その後、投稿者のしゅん吉さんはジップロック豆腐を冷奴にしている。

溝にちょどよく醤油が入って、ロゴがより見やすくなっている。盛りつけセンスも相まって、何だか高級感がある仕上がりだ。


冷奴にしてもオシャレ(画像はしゅん吉@shun_kichiさんより提供)

4日、Jタウンネットは投稿者のしゅん吉さんにこの豆腐が誕生(?)した経緯を聞いた。

しゅん吉さんは、今回の投稿について

「余った豆腐をジャストサイズのジップロックに保存してて開けたらくっきりと跡がついてました」

と説明。

普段から、料理や食材の保存にジップロックをよく使っているというしゅん吉さん。

「超便利で何回も使えるので重宝しています」

とのこと。現在英国に住んでいるしゅん吉さんにとっては、かなりの貴重品だとか。しかし、それだけ何回も繰り返し使っていても

「こんなに綺麗にロゴがついた事は今までに無かったと思います」

としている。


ぴったり密閉されていた模様(画像はしゅん吉@shun_kichiさんより提供)

ロゴ入り豆腐を見たときは

「すっげー、めちゃクッキリとジップロック出てるやん。アヴェンジャーズみたいになってるやん!」

と驚愕したとするしゅん吉さん。なお、オシャレな見た目となった冷奴の感想を尋ねると

「美味しく頂きましたし、何か特別な感じがありあがりました。が、味は同じ豆腐でした」

とのことだった。

このオシャレな「Ziploc豆腐」は、完全なる偶然の産物。

だが、もしかしたらこれからは、色んなデザインを豆腐の表面に施す豆腐アートが流行る......かもしれない。