栃木県の緊急事態宣言の解除が決まりましたが、夜の街のにぎわいが元通りになるには時間がかかることが予想され、運転代行事業者にとっても厳しい状況が続いています。

宇都宮市にある運転代行業、有限会社東武では栃木県が緊急事態宣言に追加されてから稼働を半分にし営業時間を短縮してきました。

全国運転代行協会の栃木県支部長も務める板橋　勇二代表取締役によりますと、酒類を提供する飲食店の営業時間短縮など新型コロナウイルスの影響は大きく、県内の運転代行事業者は多くが休業中です。

協会は業界を持続させるため、これまでに県のほか宇都宮市など６つの市に支援を要望しました。

この会社では緊急事態宣言が解除される今月８日から営業時間を元に戻す予定で、感染対策を続けながら再び夜の街に明かりが戻る日を待っています。