元イングランド代表FWルーニーが現役引退…ダービー監督に就任

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 イングランド2部のダービー・カウンティで選手兼コーチを務めている元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(35)が現役を引退し、監督に昇格したことを発表した。2023年夏までの2年半契約となる。

 ルーニーは昨年11月、フィリップ・コクー前監督が解任されたあとに監督代行として暫定的に指揮を執っていた。11月末から1月頭まで3勝4分と無敗。クラブ公式サイトを通して、「他にもオファーはあったが、本能的にダービー・カウンティが私にとっての居場所だと感じた」とコメントした。

 ルーニーは04年から17年までマンチェスター・ユナイテッドに所属し、黄金時代を築いた。559試合出場でクラブ歴代最多の通算253ゴールを挙げ、5度のプレミア制覇やUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝に貢献。イングランド代表としては3度のワールドカップを経験し、同代表歴代最多の53得点という記憶を残している。