英国の競馬で起きた超スローペースが話題を呼んでいる(写真はイメージです)

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英ニューカッスル競馬場の珍レースが反響拡大、「ロバのレース」の声

 英国の競馬で生まれた笑撃の珍レースが反響を広げている。ゲートを飛び出した全馬がハナに立ちたがらず、譲り合うような展開に。まさかの超スローペースとなったシーンを英メディアが報じ、話題を呼んでいたが、ファンからも「酷いレースだ」「何これ(笑)?」「ロバのレース」などの声が上がっている。

 “絶対に逃げてはいけない競馬”状態だ。舞台はニューカッスル競馬場で6頭立てで行われた3300メートルの長距離戦。英専門メディア「アット・ザ・レーシーズ」公式ツイッターが公開しているのは、そのスタート直後の映像だ。スタートからどの馬もハナに立とうとせず、各馬の鞍上が手綱を抑え、周りを牽制する。全馬ほぼキャンター状態。1頭はほかの馬に譲ろうと、大きく外に膨らんだ。なんとも不思議なシーンだ。

 結局、レースは進み、最後の直線は横一線の追い比べとなり、6番手にいたブラックミンスターが馬群を割って抜け出し、先頭でゴール。表示された速報タイムは4分44秒42だった。英紙「ザ・サン」などが取り上げ、話題を呼んだレースだったが、映像を「一斉にスタート! したと思う…」と紹介した「アット・ザ・レーシーズ」の投稿にも英ファンから多くの反響が寄せられている。

 コメント欄には「冗談だろ」「なんてこった」「酷いレースだ」「何これ(笑)?」「ロバのレース」「クレイジー」「先頭の馬リードしたくなさそう」「このレース終えるのにどれくらいかかったんだろう…」「馬はキレてたんだろうね(笑)」などの声が続々。欧州は調教師の指示が日本より強いとされるが、それを差し引いてもめったに見られないレースであることには違いない。(THE ANSWER編集部)