アルコルコン戦で2試合ぶりのゴールを決めた岡崎。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

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 現地時間7月9日に開催されたラ・リーガ2部の第39節で、岡崎慎司が所属する2位のウエスカが10位のアルコルコンとホームで対戦した。

 前節のデポルティボ戦では途中出場だった岡崎は、4-3-3のCFで2試合ぶりにスタメンに復帰した。

 先制点を挙げたのはウエスカ。21分、右サイドからのクロスのこぼれ球を、クリストがエリア外から豪快に叩き込んだ。

 しかし30分、敵MFムラのシュートがCBジョズエ・サに当ってゴールに吸い込まれ、オウンゴールで追い付かれる。

 迎えた前半アディショナルタイム2分だった。ミケル・リコの右サイドからの高速クロスに岡崎が豪快なダイビングヘッドで合わせ、勝ち越しゴールを奪う。ローテーションとはいえ、前節スタメン落ちの鬱憤を晴らした岡崎は、これが今シーズン11点目となった。

 このゴールを伝えるウエスカの公式ツイッターには、興奮気味のファンから「私の好きな日本人」「ナイス!」「だから彼が好きんだ」「利き足は頭だな」といった声が寄せられた。

 後半に入ってもウエスカが主導権を握り、押し気味にゲームを進める。

 殊勲の岡崎は71分に交代し、チームはこのまま1点を守り切って、2−1で勝利。勝点61で並んでいた、香川真司所属の3位サラゴサに暫定で3ポイント差を付けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部