今季、マジョルカで違いを見せつけている久保 photo/Getty Images

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英『sportskeeda』が「最高のアジア人サッカー選手5名」を紹介。マジョルカに所属する日本代表FW久保建英と、リヴァプールに所属する同代表FW南野拓実が見事選ばれている。

近年、多くのアジア人選手が最高峰の舞台である欧州への挑戦を行い、結果も残してきた。そのため、ビッグクラブやチャンピオンズリーグの舞台でプレイする選手も増えており、アジア人選手の注目度も高まっている。そんな中、同メディアは「ヨーロッパでプレイするアジアの選手が増えるにつれて、アジアにとても優れた才能を持つ選手がいることに気付かされた」や「本田圭佑、香川真司、パク・チソン、長友佑都、キ・ソンヨン、パク・チュヨン、吉田麻也、岡崎慎司など、多くの選手がヨーロッパで大成功を収め、現在の道を作った」と綴り始めると、久保と南野について次のように綴っている。

◯久保 建英

“日本のメッシ”として広く知られ、ヨーロッパでビッグになるための資質を全て兼ね備えている。彼は19歳でヨーロッパへやってきたが、10歳の頃にあの有名なバルセロナのアカデミーに加わっていた。バルセロナのU-11では30試合で74ゴールを記録している。

その後、彼は日本へ帰国したが、2019年にレアル・マドリードと契約するためにヨーロッパへ戻ってきた。マジョルカでのローン期間は、今季終了後に降格する可能性があることを考えると、思うように進んではいないが、クボは彼らの中で傑出したパフォーマーとなっている。

レアル・マドリードの未来のスターは、トップリーグに留まることになると思うので、彼のさらなる成長を促すために、来季はレアル・ソシエダへ再び貸し出される可能性がある。そこではマルティン・ウーデゴールがセンセーショナルな活躍を見せているので、彼にとっても理想の目的地となるかもしれない。

◯南野 拓実

今年初めにリヴァプールへ加入して以降、苦戦してはいるものの、ミナミノが現在のヨーロッパで最高のアジア人選手のひとりであり、No.1になるポテンシャルを秘めていることは否定できない。

プレミアリーグへ移籍する前、ミナミノはザルツブルクで199試合に出場して64ゴール44アシストを記録しており、止められない選手だった。代表チームでの成績も印象的で、22試合で11ゴールを記録している。リヴァプールでの最初の数ヶ月で彼を判断するのは時期尚早だろう。

新たなクラブへ移籍した後は、多くの選手が苦労するものだ。オーストラリアリーグからプレミアリーグへ移籍することが、どれほど劇的だったのかを考えると、彼がベストを尽くせるようになるまでに時間を与えるべきだ。クロップは全てのリヴァプールの選手たちと驚異的な仕事をしてきた。そして、ミナミノもそうなるのは時間の問題だ。

なお、久保と南野の他には、エスパニョールでプレイする中国代表FWウー・レイ、ザルツブルクの韓国代表FWファン・ヒチャン、トッテナムの同代表FWソン・フンミンが5名の中に選ばれていた。