固定費貧乏の悪循環に!「プラン見直し面倒くさい」に要注意
月々の決まった支払いだから仕方ない…と思いがちな固定費ですが、意外にも見直しどころはあるもの。ESSE読者へのアンケートでも、固定費の見直しが節約に効いた! という声が多数上がりました。
今回は、携帯、保険、光熱費の契約を見直した貯め達人のケースを紹介。ファイナンシャルプランナー・前野彩さんからのアドバイスも参考に!
格安スマホに乗り換えて、通信費が大幅ダウンするケースも(写真はイメージです)
家計見直しで、貯めた人がもっとも効果を実感していたのが固定費。とくに多かった見直しは、「携帯電話を格安スマホに変更」「生命保険をかけ捨てにかけ換え」「安い電力会社への乗り換え」でした。
「固定費の見直しは、情報を集め、契約先に連絡して…と手間も時間もかかりますが、減らせる金額が大きいうえ、一度見直せばそのあとも効果が続くので、最強の節約術です。仮に月1万円出費が減れば、年間12万円もの貯蓄アップに」(前野さん)
●<通信費>格安スマホに変更すると毎月の通信費が9000円→2000円台
Kさん(東京都・36歳)のケース<年間貯蓄額/75万円 家族構成/夫(41歳)>
機種変更のタイミングで、大手キャリアから格安スマホに変更。家電量販店のカウンターで相談して、自分に合ったプランを選んだら通信費が9000円から2000円台に大幅ダウン! 前のスマホからのデータ移行を自分で行う必要があり、カスタマーセンターに電話をかけて聞くなどの手間はかかりましたが、使用には不便もなく、大満足。
●<光熱費>“楽天でんき”を利用して節約しながらポイントをゲット
Yさん(千葉県・50歳)のケース<年間貯蓄額/70万円 家族構成/夫(52歳)、長女(19歳)、二女(16歳)>
電力の自由化で電気代が安くなると聞き、楽天でんきのサイトでシミュレーション。月1000円以上安くなるとわかり、電力会社を切り替えました。サイトで申し込むだけでいいので、手続きも簡単。実際に減った額は月で違いますが、7月は半分以下に減ってビックリ! 電気代で楽天ポイントも貯まるので、かなりおトク感があります。
●<保険料>生命保険を見直して15年間で30万円以上の節約に
Tさん(大阪府・39歳)のケース<年間貯蓄額/85万円 家族構成/夫(41歳)、長女(14歳)、長男(13歳)>
夫の生命保険料が、更新で6000円もアップすると判明し見直しを決意。加入時は借家住まいでしたが、今は家を買い団体信用生命保険にも加入し、子育ても半分終了。また、夫死亡時の遺族年金を計算したら5600万円も出るとわかり、保障額を1000万円に減額。すると、保険料が月1728円安くなり、今後15年間で30万円以上節約に。
●自家用車をやめて“シェア”を選択。年30万円カット
Mさん(千葉県・37歳)のケース<年間貯蓄額/71万円 家族構成/夫(37歳)、長女(10歳)、二女(8歳)>
子どもが生まれた10年前、維持費のかかるクルマを売却。月1回買い出しなどでレンタカーを使いますが、代金はガソリン代、保険料込みで約5000円。車の維持費が月3万円かかっていたので、年間30万円のコストカットに。
見直すだけで家計費がこんなにおトクに! 気になるネタがあったら、ぜひとり入れてみてください。
<取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【前野彩さん】
ファイナンシャルプランナー。お金に関する知識不足を痛感し、養護教諭からFPに転身。専門用語を使わない、わかりやすいアドバイスが好評。著書に『本気で家計を変えたいあなたへ
』(日本経済新聞出版社刊)など
今回は、携帯、保険、光熱費の契約を見直した貯め達人のケースを紹介。ファイナンシャルプランナー・前野彩さんからのアドバイスも参考に!
格安スマホに乗り換えて、通信費が大幅ダウンするケースも(写真はイメージです)
固定費の見直しで家計費の大幅ダウンが実現!
家計見直しで、貯めた人がもっとも効果を実感していたのが固定費。とくに多かった見直しは、「携帯電話を格安スマホに変更」「生命保険をかけ捨てにかけ換え」「安い電力会社への乗り換え」でした。
「固定費の見直しは、情報を集め、契約先に連絡して…と手間も時間もかかりますが、減らせる金額が大きいうえ、一度見直せばそのあとも効果が続くので、最強の節約術です。仮に月1万円出費が減れば、年間12万円もの貯蓄アップに」(前野さん)
●<通信費>格安スマホに変更すると毎月の通信費が9000円→2000円台
Kさん(東京都・36歳)のケース<年間貯蓄額/75万円 家族構成/夫(41歳)>
機種変更のタイミングで、大手キャリアから格安スマホに変更。家電量販店のカウンターで相談して、自分に合ったプランを選んだら通信費が9000円から2000円台に大幅ダウン! 前のスマホからのデータ移行を自分で行う必要があり、カスタマーセンターに電話をかけて聞くなどの手間はかかりましたが、使用には不便もなく、大満足。
●<光熱費>“楽天でんき”を利用して節約しながらポイントをゲット
Yさん(千葉県・50歳)のケース<年間貯蓄額/70万円 家族構成/夫(52歳)、長女(19歳)、二女(16歳)>
電力の自由化で電気代が安くなると聞き、楽天でんきのサイトでシミュレーション。月1000円以上安くなるとわかり、電力会社を切り替えました。サイトで申し込むだけでいいので、手続きも簡単。実際に減った額は月で違いますが、7月は半分以下に減ってビックリ! 電気代で楽天ポイントも貯まるので、かなりおトク感があります。
●<保険料>生命保険を見直して15年間で30万円以上の節約に
Tさん(大阪府・39歳)のケース<年間貯蓄額/85万円 家族構成/夫(41歳)、長女(14歳)、長男(13歳)>
夫の生命保険料が、更新で6000円もアップすると判明し見直しを決意。加入時は借家住まいでしたが、今は家を買い団体信用生命保険にも加入し、子育ても半分終了。また、夫死亡時の遺族年金を計算したら5600万円も出るとわかり、保障額を1000万円に減額。すると、保険料が月1728円安くなり、今後15年間で30万円以上節約に。
●自家用車をやめて“シェア”を選択。年30万円カット
Mさん(千葉県・37歳)のケース<年間貯蓄額/71万円 家族構成/夫(37歳)、長女(10歳)、二女(8歳)>
子どもが生まれた10年前、維持費のかかるクルマを売却。月1回買い出しなどでレンタカーを使いますが、代金はガソリン代、保険料込みで約5000円。車の維持費が月3万円かかっていたので、年間30万円のコストカットに。
見直すだけで家計費がこんなにおトクに! 気になるネタがあったら、ぜひとり入れてみてください。
<取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【前野彩さん】
ファイナンシャルプランナー。お金に関する知識不足を痛感し、養護教諭からFPに転身。専門用語を使わない、わかりやすいアドバイスが好評。著書に『本気で家計を変えたいあなたへ
』(日本経済新聞出版社刊)など