新型コロナウィルスの感染が広がるなか、自宅で過ごす時間は長くなっています。テレワークの親、休校の子ども…在宅の人数が多いということは、家の中は散らかりっぱなしということ。

「在宅時間が長くなってもなかなか掃除に時間が取れない。そんな悩みを解決してくれるのが、ハンディクリーナーです。むしろ多機能じゃなくてOKです」と話すのは、片づけのプロ・高田舞子さん。詳しく教わりました。


ちらかりっぱなしのイライラを解消してくれる掃除グッズとは?

掃除の時間がとれないときにお役立ち!ハンディクリーナー



●多機能なハンディクリーナーは要らない!

わが家で活躍するハンディクリーナーは多機能でも高機能でもありません。
つけ替えるノズルもなければ、水分の汚れを落とせるわけでもなく、ただホコリを吸うという単純な機能のアイテムです。


ハンディクリーナーを購入する際、機能が拡張できる商品や多機能モデルも検討しましたが、自分がなぜ必要なのかというと、「ゴミを手軽に吸い取りたい」から。

付属品が多くなればそれらを収める収納が必要になります。収納棚に収めれば、使う際にそこから「わざわざ出す」アクションが必要になります。
その使い勝手は私が望むことではありませんでした。

「ゴミを手軽に吸い取りたい」このシンプルな要望を振り返り、ツインバードのハンディクリーナーを購入しました。お値段は数千円。

●リビングに置きっぱなしでも気にならない!

見た目もシンプルなクリーナー。リビングに置きっぱなしにしています。


ということは、わざわざ押入れに掃除機を取りに行かなくてすむ。サッと取れ、サッと使える。
建具の溝も巾木の上もササっとなぞれます。


20分も30分もかけることがないので、充電もそんなに減りません。使いたいときにサッと使える、このアクションが気持ちにゆとりももたらします。
掃除機をかける余裕がないときの、「そろそろ、かけなきゃ…」という、後ろめたさからの解放されました。

●車内清掃やキャンプ時にも大活躍

充電式で持ち運べるので、お菓子のカスに悩まされる車内のチャイルドシート周りもこのクリーナーは役立っています。
また、キャンプ時にはテント内のゴミをクリーナーでササっとゴミ取りをしてから撤収をしています。
シンプルな機能のお手軽家電ですが、使えるシーンはたくさん!

掃除は「気づいたときに」「サッとできる」ことでハードルは下がります。
家で過ごす時間を少しずつストレスフリーにするために、ぜひ自分なりの仕組みを考えてみてくださいね。

●教えてくれた人
【高田舞子さん】


ライフオーガナイザー1級。自身の子育ての経験を生かして活動中。ブログ「Cotton Style」
では暮らしに役立つ情報を配信している