家にいながら稼ぐ力を。不安を減らす副業の選び方
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が出されてから、いよいよ外出もままならなくなり、あらゆるお仕事をしている人に影響が出てきました。
収入減、給付金はいくらもらえるのか…お金の不安を抱える人は多いです。節約アドバイザーの丸山晴美さんは、「自分の身を自分で守るためにも、副業をおすすめします」と言います。始めるハードルの低い副業を教えてくれました。
今だからこそ在宅でできる副業の始めどきです(※写真はイメージです。以下同)
4月7日に緊急事態宣言が発令され、7都府県が対象となり、「外出自粛要請」「休業・休館の要請」などが発表されました。
気になるのが、収入が半減した世帯に1世帯あたり30万円の現金給付ととのこと。この内訳は、低所得世帯は半減していなくても30万円の給付対象。児童手当を受給する世帯には、児童一人当たり1万円を上乗せする臨時の給付金を支給。フリーランスを含む個人事業主には最大100万円を給付。
息子と2人暮らしのわが家は児童手当の上乗せ1万円がいいところでしょうか…。
●国頼りだけではなく、自分で稼ぐ力を今のうちに身につける
結局、自分の身は自分で守るしかない。これにつきるのだと思います。外出を自粛して身を守るのも自分ですし、家計を守るのも自分。減った収入は自分でやりくりしたり、副業などをしてまかなっていくしかないのです。
副業とは、本業とは別に収入を得ることです。会社によっては副業が禁止されている場合もあるので、まずは副業が禁止されているか、会社の副業規定を確認しましょう。
いまできる副業といえば、自宅でできるものに限られますね。パソコンやタブレット、スマホといった通信端末を使うことで、在宅で副業がしやすい環境ですので、いろいろチャレンジしがいがあるでしょう。それでは家にいながらでもできる副業を紹介していきます。
●クラウドソーシングで仕事を見つける
クラウドソーシングとは、不特定多数の人にさまざまな業務を委託するサービスです。Web上でやりとりをするので、外で打ち合わせをする必要がなく、空いた時間にできるのも魅力です。簡単な入力作業から専門的な知識を要求されるものまで、業務内容はさまざまです。
報酬とスキルと時間と相談しながら依頼を受けるとよいでしょう。
●自分の作品をフリマアプリや専門サイトで売る
趣味でつくったアクセサリーやバッグや服などを売っている方もいますね。自分でサイトを開設して商品を売る方法もありますが、フリマアプリ、そしてハンドメイド作品を専門に扱うサイトで販売する方法もあります。専門のサイトを利用することで、より多くの人に見てもらえるチャンスが出ますが、販売手数料がかかる点に注意をしましょう。
人気作家としてファンがつくことで、安定的な収入が見込めるようになる反面、同じように出品している人も多いため、出品してすぐに収入にはつながらない可能性もあります。
もし、お金になるほどのスキルがないという方は、いつかなにかをお金に変えられるように腕をみがいておくチャンス期間にもなりますね。
●得意分野や経験を生かしたスキルを売る
もし、趣味で始めた占いも極めれば、占い師として悩める人たちの道しるべになれるかも知れません。またはカウンセリングの仕事をしていた経験がある、家庭教師の経験がある、語学を教えることができる、イラストを描くのが得意、人の恋愛相談やグチを聞くのが得意…などなど、自分の経験や得意なことを売ることができるスキルマーケットサービスというのがあります。
自宅にいながらしてできそうな特技などをぜひ棚卸ししてみてください。意外とお仕事につながるかも?
●コツコツお金をつくるならポイ活、アンケート回答、アフィリエイト…さまざまあります
大きなお仕事じゃなくてもコツコツ稼いでいく方法もあります。ポイントサイトでクリックをしてポイントを稼ぐ、アンケートサイトでアンケートに答えて報酬をもらう、自分で撮った写真を写真販売サイトで売る、自分でブログを開設して広告リンクバナーといったアフィリエイトをはる…など、すぐには収入にはならなくても、いつかは換金できるくらいのポイントを目指してすきま時間にコツコツと稼ぐ方法があります。
●【最後に】副業をする際の注意点
副業で得た収入によっては、確定申告をする必要もあります。スマホでもe-Taxを利用して確定申告ができるようになりました。申告にはマイナンバーカードがあると手続きが簡単になりますので、まだ発行していない場合は、あらかじめつくっておくことをおすすめします。
最後に、副業をするにあたって注意することは、登録料や受講料、高価な商品を購入するといった副業商法もあるので、初期投資や初期費用などにお金がかかるものは避けて通った方が安全です。もちろん、世の中おいしい話はそう簡単にはありません。まずは堅実にコツコツと収入を得ることから始めてみましょう。
この自粛期間にすぐにお金にならなかったとしても、自分ひとりでもお金をつくるというスキルは今後、自分の身を守るために重要になっていきます。
●教えてくれた人
【丸山晴美さん】
節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー。所持資格はFP技能士2級、宅地建物取扱主任士(登録)、調理師、消費生活アドバイザーなど。クックパッドニュースで「丸山晴美の食費節約レッスン」
の連載を持つ。著書に『定年後に必要なお金「新・基本のキ」』
『簡単! しっかり貯まるお金の基本』
(共に宝島社刊)、新刊『50代から知っておきたい! 年金生活の不安、解消します』
など多数
収入減、給付金はいくらもらえるのか…お金の不安を抱える人は多いです。節約アドバイザーの丸山晴美さんは、「自分の身を自分で守るためにも、副業をおすすめします」と言います。始めるハードルの低い副業を教えてくれました。
今だからこそ在宅でできる副業の始めどきです(※写真はイメージです。以下同)
今だからやっておきたい副業。外出しなくてもお金はつくれる!
4月7日に緊急事態宣言が発令され、7都府県が対象となり、「外出自粛要請」「休業・休館の要請」などが発表されました。
気になるのが、収入が半減した世帯に1世帯あたり30万円の現金給付ととのこと。この内訳は、低所得世帯は半減していなくても30万円の給付対象。児童手当を受給する世帯には、児童一人当たり1万円を上乗せする臨時の給付金を支給。フリーランスを含む個人事業主には最大100万円を給付。
息子と2人暮らしのわが家は児童手当の上乗せ1万円がいいところでしょうか…。
●国頼りだけではなく、自分で稼ぐ力を今のうちに身につける
結局、自分の身は自分で守るしかない。これにつきるのだと思います。外出を自粛して身を守るのも自分ですし、家計を守るのも自分。減った収入は自分でやりくりしたり、副業などをしてまかなっていくしかないのです。
副業とは、本業とは別に収入を得ることです。会社によっては副業が禁止されている場合もあるので、まずは副業が禁止されているか、会社の副業規定を確認しましょう。
いまできる副業といえば、自宅でできるものに限られますね。パソコンやタブレット、スマホといった通信端末を使うことで、在宅で副業がしやすい環境ですので、いろいろチャレンジしがいがあるでしょう。それでは家にいながらでもできる副業を紹介していきます。
●クラウドソーシングで仕事を見つける
クラウドソーシングとは、不特定多数の人にさまざまな業務を委託するサービスです。Web上でやりとりをするので、外で打ち合わせをする必要がなく、空いた時間にできるのも魅力です。簡単な入力作業から専門的な知識を要求されるものまで、業務内容はさまざまです。
報酬とスキルと時間と相談しながら依頼を受けるとよいでしょう。
●自分の作品をフリマアプリや専門サイトで売る
趣味でつくったアクセサリーやバッグや服などを売っている方もいますね。自分でサイトを開設して商品を売る方法もありますが、フリマアプリ、そしてハンドメイド作品を専門に扱うサイトで販売する方法もあります。専門のサイトを利用することで、より多くの人に見てもらえるチャンスが出ますが、販売手数料がかかる点に注意をしましょう。
人気作家としてファンがつくことで、安定的な収入が見込めるようになる反面、同じように出品している人も多いため、出品してすぐに収入にはつながらない可能性もあります。
もし、お金になるほどのスキルがないという方は、いつかなにかをお金に変えられるように腕をみがいておくチャンス期間にもなりますね。
●得意分野や経験を生かしたスキルを売る
もし、趣味で始めた占いも極めれば、占い師として悩める人たちの道しるべになれるかも知れません。またはカウンセリングの仕事をしていた経験がある、家庭教師の経験がある、語学を教えることができる、イラストを描くのが得意、人の恋愛相談やグチを聞くのが得意…などなど、自分の経験や得意なことを売ることができるスキルマーケットサービスというのがあります。
自宅にいながらしてできそうな特技などをぜひ棚卸ししてみてください。意外とお仕事につながるかも?
●コツコツお金をつくるならポイ活、アンケート回答、アフィリエイト…さまざまあります
大きなお仕事じゃなくてもコツコツ稼いでいく方法もあります。ポイントサイトでクリックをしてポイントを稼ぐ、アンケートサイトでアンケートに答えて報酬をもらう、自分で撮った写真を写真販売サイトで売る、自分でブログを開設して広告リンクバナーといったアフィリエイトをはる…など、すぐには収入にはならなくても、いつかは換金できるくらいのポイントを目指してすきま時間にコツコツと稼ぐ方法があります。
●【最後に】副業をする際の注意点
副業で得た収入によっては、確定申告をする必要もあります。スマホでもe-Taxを利用して確定申告ができるようになりました。申告にはマイナンバーカードがあると手続きが簡単になりますので、まだ発行していない場合は、あらかじめつくっておくことをおすすめします。
最後に、副業をするにあたって注意することは、登録料や受講料、高価な商品を購入するといった副業商法もあるので、初期投資や初期費用などにお金がかかるものは避けて通った方が安全です。もちろん、世の中おいしい話はそう簡単にはありません。まずは堅実にコツコツと収入を得ることから始めてみましょう。
この自粛期間にすぐにお金にならなかったとしても、自分ひとりでもお金をつくるというスキルは今後、自分の身を守るために重要になっていきます。
●教えてくれた人
【丸山晴美さん】
節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー。所持資格はFP技能士2級、宅地建物取扱主任士(登録)、調理師、消費生活アドバイザーなど。クックパッドニュースで「丸山晴美の食費節約レッスン」
の連載を持つ。著書に『定年後に必要なお金「新・基本のキ」』
『簡単! しっかり貯まるお金の基本』
(共に宝島社刊)、新刊『50代から知っておきたい! 年金生活の不安、解消します』
など多数