新型コロナウイルスの感染が広がる中、群馬県や長野県でウイルスに関連した不審な電話が相次いでいることが分かった。警察は、詐欺などのおそれがあるとして注意を呼びかけている。NHKニュースが報じた。

群馬県警によると、3日、群馬県高崎市内の複数の住宅に水道業者を装う男から電話があり、「新型コロナウイルスが水道管についている」などと言って、除去費用を要求してきたという。

また、長野県内でも2月、保健所の職員などを装った不審な電話があり、「コロナウイルスが流行しています。手洗いとうがいを徹底してください。つきましては家族構成を教えてください」などと言われたとのこと。

警察は、どれくらいの資産を持っているか聞き出す、いわゆる「アポ電」の疑いがあるとして、不審な電話を受けた場合は、最寄りの警察署や警察の安全相談専用電話、「#9110」に相談するよう呼びかけている。

「新型ウイルスが水道管に」不審電話相次ぐ “アポ電”か(NHKニュース)