元なでしこFW大野忍が現役引退 指導者転身の意向

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ノジマステラ神奈川相模原は5日、元なでしこジャパンFW大野忍(36)の現役引退を発表した。

大野は日テレ・ベレーザやINAC神戸レオネッサ、ASエルフェン埼玉だけでなく、オリンピック・リヨンやアーセナルレディースの海外クラブでもプレー。2018年からノジマステラ神奈川相模原に加わり、昨年限りで退団した。

通算139試合40得点の代表キャリアにおいては、2003年になでしこジャパンデビュー。2011年のドイツ・女子ワールドカップ(W杯)優勝や、2015年のカナダ女子W杯準優勝、2012年のロンドン・オリンピック銀メダルなどに貢献した。

大野はノジマステラ神奈川相模原の公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。

「1999年からプロサッカー選手として、海外クラブも含め、たくさんの方々にお世話になりました。B級ライセンスも取得がおわり、今後はこれまでの経験を指導者という立場でサッカー界に貢献していこうと思っております」とコメントしている。