田平起也

(2001年5月10日/神戸弘陵/DF/セレッソ大阪)
昨年度まではBチームでプレーしていたが、自ら「あの大会がすべてでした」と言い切る3月のイギョラ杯で一気にブレイク。6月にU−18日本代表へ初選出されると、9月にはU−15時代に昇格を見送られたC大阪への入団も内定するなど、積み重ねた努力の花を一気に開花させた。188センチというサイズ感に加え、左足で蹴り込む対角へのフィードも実に魅力的。U−23で実績を積めば、ロティ―ナ監督が早々にJ1のピッチへ送り出しても何の不思議もない。

高橋裕翔

(2001年9月19日/米子北/DF/大分トリニータ)
188センチの長身を誇る上に、左利きという高スペックを有するセンターバックも、1年時の立ち位置は大型レフティボランチ。2年時もインターハイはフォワード登録だったが、シーズン途中にディフェンダーにコンバートされ、持ち前の空中戦の強さはもちろん、広い視野と正確なキックを生かしたフィードがより生きる形となった。今大会2回戦の青森山田戦では手痛いミスから失点を献上。その悔しさを是非プロの世界で晴らして欲しい。

山田真夏斗

(2001年5月31日/立正大淞南/MF/松本山雅)
滋賀県のSAGAWA SHIGA ACADEMY JYから島根の地に飛び込んだアタッカーは、3年連続で冬の全国のピッチを経験。1年時は29番、2年時は15番を背負い、今回はチーム伝統のエースナンバーでもある17番を付けて大舞台に臨んだものの、初戦の富山第一戦ではPK戦でのキックをGKに止められ、チームも敗退の憂き目を見た。チャンスメイクよし、フィニッシュよしというスタイルは、あまり山雅にいないタイプだけに、アピール次第で早期出場も。