OPPOの次期スマホ「Find X2」はオートフォーカスが向上する?ソニー製カスタムイメージセンサーを採用
中国OPPOは、次期フラッグシップスマートフォンこと「Find X2」にソニー製のカスタムイメージセンサーを搭載し、オートフォーカスの速度と正確性を向上させると米Engadgetに明かしました。

現在ほとんどのスマートフォンに搭載されている従来型の像面位相差式オートフォーカスでは、縦方向のパターン変化からフォーカスを決定します。しかしOPPOはソニーと協力し、「2x2 On-Chip Lens(OCL)」ソリューションを採用することで、すべてのピクセルでの位相検出が可能になったといいます。これにより、縦横どちらの変化からでもフォーカスが決定できるようになるのです。



ただし、現時点でOPPOはこのイメージセンサーの具体的な性能を明かしておらず、モデルナンバーもわかっていません。

なお、OPPOはFind X2の一部仕様を明かしており、プロセッサには米クアルコムの最新SoCこと「Snapdragon 865」が搭載されます。それだけでなく、「視覚的な体験」もアップデートすると伝えています。より高解像度、あるいはリフレッシュレートが高い、または色正確性やダイナミックレンジが向上したディスプレイの搭載が予測できるでしょう。

Find X2は2020年の第1四半期にローンチされる予定です。OPPOが昨年発表した「Find X」はポップアップカメラという新たな潮流をスマートフォン業界に持ち込みましたが、その第2世代モデルでのイノベーションにも注目したいところです。