インテルのルカク photo/Getty Images

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ここ10年間の戦いを振り返った時、インテルが最も良い時間を過ごしたのはジョゼ・モウリーニョが指揮していた2009-10シーズンで間違いない。インテルはこのシーズンに3冠を達成しており、クラブ史に残る伝説のシーズンとなった。

そのチームで絶対的エースだったのがFWディエゴ・ミリートだ。全てのコンペティションを合わせて30得点を奪う圧巻の働きを見せ、チームを欧州の頂点へと導いている。タイトル数を考えると、ミリートはここ10年の間ではインテル最高のストライカーと言っていいはずだ。

そんなミリートの背中を追うのが、今夏に加わったFWロメル・ルカクだ。ルカクは26日に行われたセリエA第9節・パルマ戦でも得点を記録し、これで開幕9試合で6得点目だ。

ミリートは2009年にインテルへ加入した選手だが、伝説の2009-10シーズンも開幕9試合では5得点に留まっている。つまりルカクの方が優れたスタートを切ったことになるわけだ。

英『GIVE ME SPORT』はルカクがインテルのストライカーとしてはここ10年で最高のスタートを切ったと取り上げており、ルカクの獲得はここまで大ヒットだ。ミリートは当時セリエAで22得点を記録してシーズンを終えたが、ルカクはどこまで数字を伸ばせるだろうか。ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドなどライバルは多いが、目指すはセリエA1年目での得点王獲得だ。

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