欧州議会やドイツ、フランス、英国の各国議会の親台グループによる「フォルモサクラブ」のメンバーら

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(ブリュッセル中央社)欧州議会やドイツ、フランス、英国の各国議会の親台グループは16日、ブリュッセルの欧州議会内で、台湾を共同で支持するためのプラットフォーム「フォルモサクラブ」の設立レセプションを開いた。レセプション後の共同声明では、新プラットフォームの立ち上げによって台湾への国をまたいだ支持を強め、台湾と理念が近い欧州国家間の連携を促進すると強調した。

レセプションには欧州議会、ドイツ連邦議会、フランス国民議会(下院)、フランス元老院(上院)、英国議会の各議会の親台グループ幹部らに加え、欧州議会の超党派議員や関係者など100人近くが出席した。

欧州議会の親台グループ主席を務めるガーラー議員はあいさつで、台湾が圧力に直面している現状に触れ、異なる背景を持つ欧州議会のメンバーが団結し、台湾に圧力を加える人にノーを言わなければならないと言及。国際機関への台湾の有意義な参加は非常に重要であると欧州委員会や欧州理事会、各国の議会や政府に伝えることの必要性を訴えた。

外交部(外務省)は17日、理念が近い国家が台湾への支持を拡大させたことに感謝を示し、双方の連携強化に期待を寄せた。

(唐佩君、侯姿瑩/編集:名切千絵)