ぴあスマートフォンアプリは、9月27日〜28日に公開した作品の「ぴあ映画初日満足度ランキング」を発表しました。

 

第1位は、新井英樹の傑作コミックを映画化した「宮本から君へ」。人一倍正義感が強い不器用な男“宮本”の生き様を描いた人間ドラマで、池松壮亮が主演を務めています。今野敏による人気小説シリーズを西島秀俊主演、西田敏行の共演で映画化した「任侠学園」が第2位に。押見修造の同名コミックを映画化した異色の青春ドラマ「惡の華」が第3位となりました。

『宮本から君へ』(C)2019「宮本から君へ」製作委員会 出典画像:プレスリリースより

 

 

1位『宮本から君へ』92.8点
2位『任侠学園』90.9点
3位『惡の華』90.7点
4位『パリに見出されたピアニスト』90.6点
5位『ホテル・ムンバイ』90.5点
6位『春画と日本人』86.0点
7位『ライリー・ノース 復讐の女神』84.3点
8位『ヘルボーイ』83.6点
9位『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』82.8点
(9月28日ぴあ調べ)

 

1位の「宮本から君へ」には、次のような意見が寄せられました。「TVドラマを見ていたので、続編の映画も観に来たんですが、宮本の成長にはかなりグッときたし、ある場面には感動しました! とても熱い映画で、ひとりの男の成長を目撃できる素晴らしい映画です!」(28歳・男性)。「“人間”を感じたい人にはうってつけ。熱量がすごい作品だった。宮本賛歌というか、スタッフみんなが宮本を全力で愛しているような作品ですごかった。特に宮本が自分の思いを吐き出すシーンには圧倒されました」(16歳・男性)。「僕、原作の大ファンなんですが、原作の大ファンとして言うなれば、もう完璧!ですね。主役ふたりの鬼気迫る演技が原作通りで素晴らしかったです。原作の人物をあんなふうに表現できるなんて!っていう感じです。付き合いの長いカップルにオススメの映画です。なんか熱くなります!」(29歳・男性)。

 

2位の「任侠学園」には、「原作を読んでいたので映画化を楽しみにしていた。原作にけっこう忠実で、人物像がしっかりと反映されていたのがよかった。笑えるので、落ち込んでる人に観てほしい。ぜひ映画第2弾を作ってほしい!」(50歳・女性)。「ギャグや話の流れ・テンポがとても面白かった。その間に心に刺さるような言葉が出てくるのも良くて、特に西島さんの台詞には感動しました!」(38歳・女性)。「ファミリー層向けのゆるい映画だろうと思っていたら意外と泣けた。親分を演じている西田敏行さんがカッコよかった。笑い、涙、アクションが偏りなく揃った安定した作品」(31歳・男性)などの意見が寄せられました。

 

3位の「惡の華」の感想は、「主人公の本性がどんどん引きずり出されていく様子がすごかった。伊藤健太郎さんの演じ分けもすごかった! 変態の話だと思っていたので、意外にもキュンとする場面や恋愛要素があって良かった」(50歳・女性)。「原作にある過激なシーンはどうなるのかな?と思っていたら、キャストの方の役の触れ幅がすごくて、上手く表現されていたので感激した。原作は男性向けのコミックスだけれど、女性も原作を読みたくなるような映画になっていると思う」(27歳・女性)。「こんなに泣いた映画はないっていうぐらい泣きました。すごく刺さる映画です。私の年代でも刺さるので、若い方にはもっと刺さるものがあると思います。希望があるというか、観終わった後の前に進もうと思える感じが良かったです。若手4人の表情で語る演技が素晴らしかった」(40歳・女性)といったものでした。

 

 

ぴあ映画初日満足度調査は、ぴあが公開初日に映画館で出口調査を実施し、 観客へのアンケート調査をもとに独自で集計した満足度をランキング形式で発表するものです。