ガラタサライでプレイする長友 photo/Getty Images

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レアル・マドリード、パリ・サンジェルマンと同じチャンピオンズリーグ・グループステージA組に入る厳しい組み分けとなったが、今季はトルコのガラタサライが面白い。

ガラタサライといえば日本代表DF長友佑都が所属しているクラブだが、注目されているのは今夏に積極的な補強に動いたからだ。英『Squawka』が注目しているが、何と言っても最大の目玉はコロンビア代表FWラダメル・ファルカオの獲得だ。前線に高い決定力を誇るストライカーが加わることになり、サポーターもファルカオの獲得に熱狂していた。

さらに中盤では昨年のロシアワールドカップ制覇に貢献したフランス代表MFスティーブン・エンゾンジ、フラムからMFジャン・ミシェル・セリがレンタルで加入。セリもフラムでは苦しんだが、フランスでプレイしていた際にはアフリカのシャビ・エルナンデスと言われたこともある実力者だ。さらにサウサンプトンからMFマリオ・レミナもレンタルで加えており、中盤の層は厚い。

ウイングにはオランダ代表FWライアン・バベル、さらにトルコのメッシとも呼ばれるエムレ・モルが加入。モルはすでにカイセリスポル戦で退場処分を受けるなど相変わらずな部分もあるが、能力は高い。

そこにセットプレイも得意とするMFユネス・ベランダ、ウルグアイ代表として豊富な経験を誇るGKフェルナンド・ムスレラ、アルジェリア代表のMFソフィアン・フェグリらが絡むことになり、ガラタサライは各ポジションに実力者を抱えている。

長友のサイドバックも忘れてはならない。左に長友、そして右にはセビージャなどでプレイしたマリアーノがいる。マリアーノも縦へのスピードを持っており、攻撃性は高い。長友も含めガラタサライは超攻撃的サイドバックを抱えることになる。彼らがファルカオに良質なクロスを送ることができれば、得点数も自ずと増えてくるはず。

パリ、レアルがいるグループAを勝ち抜くのは簡単ではないが、ガラタサライはサプライズを起こせるのか。長友のプレイも含め、注目してみる価値はありそうだ。

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