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コナミデジタルエンタテインメントは12日、家庭用ゲーム機「PCエンジン mini」を2020年3月19日に発売すると発表した。価格は税別1万500円で、15日から予約受付を開始する。

1987年に発売し革新的なグラフィックやサウンドで人気を博した「PCエンジン」が、当時のデザインそのままに手のひらサイズの「PCエンジン mini」として復刻する。「PCエンジン」向けに発売したソフトを本体に内蔵し、E3発表時には「スーパースターソルジャー」「THE 功夫」「PC原人」など6タイトルの収録が決まっていた。

新たに公開されたタイトルは、「SNATCHER(スナッチャー)」「ときめきメモリアル」「スーパー桃太郎電鉄II」など往年の20タイトル。さらに、北米版PCエンジン「TurboGrafx-16」の24タイトルも加え、合計50タイトルが収録される。また、「PCエンジン mini」専用の周辺機器も公開。連射機能付きコントローラー「ターボパッド for PCエンジン mini」、最大同時5人プレイを可能にする「マルチタップ for PCエンジン mini」、専用のACアダプター「ACアダプター for PCエンジン mini」を本体と同時発売する。

「PCエンジン mini」の予約受付は、7月15日からAmazonで開始。「Amazonプライムデーセール」の期間中は、プライム会員限定の特典として「PCエンジン mini」収録ゲームのオリジナル楽曲付きのセットも販売する。

「PCエンジン」は、NECホームエレクトロニクスとハドソンが共同開発し、1987年に発売した家庭用ゲーム機。当時の家庭用ゲーム機としては高速・高性能で、美麗なグラフィックや大きなキャラクターを動かせるなど他のゲーム機とは一線を画した。また、世界で初めてCD-ROMを採用した大容量のゲームや、マルチタップで楽しめる最大5人の多人数プレイも特徴だった。