痛い――広辞苑(第7版)によると、「心身に強く感ずるさま、または心身を強く刺激する状態を表す」としている。

体の不調、思わぬアクシデントなど、人は様々な要因、場面で痛みを味わい苦しむ。生きていれば何度も痛い経験に出会う。

そして、誰でも生涯忘れられない「人生で最も痛い瞬間」があるはずだ。


教えてください「最痛」経験

えぐすぎて人に言えない、知り合いには恥ずかしくて言えない、話したいけどTPOが気になるなど貴重な経験なのに墓場まで持っていかなければならない話にしてしまうのはもったいない。

せっかくなので、皆で共有しようじゃないか。

あまりの痛みに「アッーーー!」

ジェイ・キャスト社内で最も痛い経験を聞いた。すると、骨髄を検査するために割りばしほどの大きさがある注射針を胸に刺された、尿管結石、骨折、親知らずといった王道経験が登場。みなさんそれぞれ大変だったようだ。

筆者はなんといっても神経根ブロック注射だ。これを受ける経緯になったヘルニアが可愛く思えるほどの激痛だった。

注射針が腰に刺される前のやり取りは一生忘れない。

「足に電流が流れるような感覚があったら言ってください」(F先生)
「はい... まだですね。アッーーー!」

合図もなにもなく、あまりの衝撃に叫びと瞳のダイヤモンドが垂れ流し状態になってしまった。


あんな経験二度としたくない

痛みを超えた何かであったことは間違いない。ただ、自分の知っている限りでは「痛い」との感覚が最も近かっただけだった。

その後左足が脳の指令に従わなくなってしまい、絶望と無力に打ちひしがれた。

すぐに歩いて移動もできるようになり、何とか帰宅。電車の中で注射が神経に達したときの鮮烈な記憶がフラッシュバックし続けた。

学習能力のない大馬鹿である筆者も流石に同じ経験はしたくないと体幹トレーニングを始めた。それほど痛くてたまらない経験だった。

あなたの「最痛体験」教えてください

Jタウンネットでは、あなたが人生で最も痛かった瞬間のエピソードを募集します。公式ツイッターのダイレクトメッセージもしくはメール(toko@j-town.net)で、「最痛」エピソード、お住まいの都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。

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