14日放送、MBS「戦え!スポーツ内閣」に、野球解説者の落合博満氏が出演。日米野球での裏話やメジャーリーガーに驚いた過去を明かした。

現在開催中の日米野球に、28年前に出場した落合氏。メジャー選抜との第5戦では、のちにサイ・ヤング賞5回などに輝いたランディ・ジョンソンから技ありのホームランを放っている。

それでも、「来た球を打っただけ」という落合氏は、シーズンオフ中の試合だったことを強調。メジャーの選手たちは「観光旅行に来てるだけ」だったと述べた。

さらに、落合氏は「生々しい話」として、日本の選手たちの出場料が7〜10万円だったのに対し、メジャーの選手たちは妻や子ども、一族などを連れてきてよいことになっていて、出場料が500〜2000万円と格段に違っていたと明かした。

メジャー選手にバットをもらったという落合氏は、「とてもじゃないけど振れたもんじゃなかった」とコメント。当時の日本選手が900〜1000グラムのバットを使っていたのに対し、メジャー選手のバットは1200グラムほどで、素材も違っていたとし、「扱えるかなと思ったら扱えなかった」と振り返った。

MCのブラックマヨネーズ・小杉竜一が「豪快なんか繊細なんかようわからへん」と驚くと、落合氏は「絶対この世界に行ったって無理だと思った」と、メジャーとの差を感じたと語った。