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お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが、日本テレビ系大型特番『24時間テレビ41』(25日18:30〜26日20:54)に出演し、一度だけあったコンビの解散危機を明かした(一部地域を除く)。

今年の『24時間テレビ』のテーマは「人生を変えてくれた人」。伊達は「富澤ですね」と相方を挙げ、「人生設計をガラッと変えられました」と話した。

高校の同級生で同じラグビー部に所属していた2人。富澤は「高校を卒業したら芸人を目指そう」と伊達を口説くも、伊達は福祉関係の会社に就職し、だがその後も富澤は「いつ会社辞めるの?」と3年にわたって猛アプローチを続けたという。そしてついに伊達は根負けし1998年に会社を辞めてコンビ結成。2人で上京し、アパートで共同生活をしながら活動をスタートさせた。

そんなある日、富澤は伊達に叶えたい夢を聞き、「極道映画に出演をさせる」「オールナイトニッポンをやらせる」など“7つの約束”を交わす。だが、芸人としての道筋が見えないまま7年が経ち、次第に富澤は「伊達の人生を狂わせてしまったのではないか」という重圧に苦しむようになり、「もう辞めようか」と初めて解散を口に。すると伊達は「俺たち本気出してなくないか」と返し、そこからバイトを減らして借金をしてまで年間180本のライブに出演。漫才の腕を磨き続け、そしてつかんだ『エンタの神様』出演で話題となり、さらに『M-1グランプリ2007』で優勝をつかんだ。

その後も、富澤は“7つの約束”を忘れず、2013年にすべての夢を実現。その際に伊達はブログで「富澤がちゃんと叶えてくれました。ありがとう! すげーなぁアイツ」と思いを記し、2人が交わした新たな約束について「サンドウィッチマンを解散しない(まぁ、しないか。)」と記している。

伊達は「僕の人生を変えた人が富澤ですね」と感慨深げに語り、それに対し富澤が「誰でしょうね?」ととぼけると、「俺じゃないのかよ」とツッコミ。ここでも息の合った掛け合いで笑いを誘った。

SNSでは、2人のエピソードに「サンドウィッチマンさんのコンビ愛泣ける」「サンドウィッチマンめっちゃいいコンビですな 感動したわ」「2人の生き方と絆に感動」「サンドウィッチマンのエピソード、普通に泣いた」「サンドウィッチマンの7つの約束 感動する……」などと感動の声が続出した。