長澤まさみ

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映画『50回目のファーストキス』の公開記念舞台あいさつが、2日の都内で行われ、キャストの山田孝之長澤まさみムロツヨシ佐藤二朗、太賀、山崎紘菜、監督の福田雄一氏らが登壇した。

同作は、記憶が1日で消えてしまう彼女と"一生に一度の恋"を描いたロマンスムービー。司会者が「この映画を見終わったら、大切な人とキスしたくなる動機が生まれるはずです。皆さん、理想とするキスを教えてください」と質問を投げかけた。

主演の山田は「この映画で、たくさん理想のキスを体験させてもらった」と答え、劇中の細かなシチュエーションを二つあげ、キスをした直後に耳元でささやくセリフも再現。見終わった観客との共感を得ていた。

メガホンを取った福田監督は、パイナップル畑でのキスシーンにおける撮影エピソードを披露。「風の影響で、カメラがブレちゃって、OKテイクが出るまで、十数回撮り直した。当然、キスも十数回。無事に撮れたけど、申し訳ないと山田くんに謝ったら『これはこれで…』という切り返し。いい顔して言うから、思わず笑っちゃった」と微笑ましいやり取りを明かした。

同じ質問が長澤に回ってくると「特にないです…」といい、女性として答えづらい様子も。

すると、ムロが「選択制にしよう」と助け舟。「唐突なキスがいいか、それとも、必然的になったキスがいいか」と問いかけた。

長澤は、悩んだあげくに「じゃあ、唐突なキス」と小声で返答。男性キャストを喜ばせた。

その興奮が収まったところで「でも、唐突過ぎても…。さりげなく、不意にくるものではなく、名前を呼んでもらったり、間があってほしい」と照れながら、イメージを伝えていた。

締めのコメントを求められた長澤は「素敵なラブストーリーが出来上がったと思います」と自信を示し「一人でも多くの方に観てもらいたいです」と呼びかけていた。

▼ 『50回目のファーストキス』の舞台あいさつにて

(左から)山田孝之長澤まさみ



(左から)山田孝之ムロツヨシ








▼ 映画『50回目のファーストキス』予告


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映画『50回目のファーストキス』 - 公式WEBサイト