川崎が圧巻のゴールショー! C大阪に5発大勝で首位・鹿島との勝ち点差を5に

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 2017明治安田生命J1リーグ第28節が30日に行われ、川崎フロンターレとセレッソ大阪が対戦した。

 リーグ2位につける川崎だが、前節で中盤の要・大島僚太が負傷。長期離脱を余儀なくされている。代役には森谷賢太郎が起用された。また、今季9得点の阿部浩之もベンチを外れており、左サイドハーフには長谷川竜也が入っている。

 対する4位・C大阪はボランチのソウザが今季初めてベンチからのスタートに。秋山大地が同じポジションで先発出場となった。リーグ戦で16ゴールを挙げている杉本健勇は2015年に川崎に所属しており、等々力陸上競技場での“凱旋弾”を狙う。

 試合が動いたのは19分だった。川崎は右CKを獲得すると、中村憲剛のボールをニアサイドで谷口彰悟が合わせてゴール。谷口が得意な形で今季6得点目を挙げ、川崎が先制に成功した。さらに45分、川崎はエドゥアルド・ネットが右サイドから左足でクロスを入れると、最後は小林悠が足を伸ばしてシュート。小林の今季15得点目が決まり、川崎がリードを2点に広げてハーフタイムに突入する。

 後半も川崎の勢いは止まらない。52分、左サイドからのクロスが右サイドに流れたところをエウシーニョがボレーシュート。浮き上がるような一撃がC大阪ゴールに突き刺さり、スコアを3−0とする。58分には森谷がPA外からドライブのかかった強烈なミドルシュートを叩き込み4−0。大差をつけられたC大阪も68分、途中出場のソウザが放ったシュートのこぼれ球を柿谷曜一朗が押し込んで1点を返す。しかし、C大阪の時間帯も長くは続かず。終了間際の89分にはカウンターからエウシーニョがこの日2点目。5−1でホームの川崎が勝利を収め、この日サガン鳥栖に敗れた首位・鹿島アントラーズとの勝ち点差を「5」に縮めた。

 次節、川崎は14日にホームでベガルタ仙台と、C大阪は15日にアウェイで鳥栖と対戦する。

【スコア】
川崎フロンターレ 5−1 セレッソ大阪

【得点者】
1−0 19分 谷口彰悟(川崎フロンターレ)
2−0 45分 小林悠(川崎フロンターレ)
3−0 52分 エウシーニョ(川崎フロンターレ)
4−0 58分 森谷賢太郎(川崎フロンターレ)
4−1 68分 柿谷曜一朗(セレッソ大阪)
5−1 89分 エウシーニョ(川崎フロンターレ)