サムスンのAirPods対抗イヤホンGear IconX 2018は、弱点だった電池持ちを改善:IFA 2017
SamsungがIFA 2017のプレスカンファレンスにおいて、新しいウェアラブルデバイスのGear Sport、Gear Fit2 Proと同時に、同社の完全ワイヤレスイヤホン Gear IconXの改良版を発表しました。

サムスン、新型ウェアラブルデバイス Gear Sport、Gear Fit2 Proを発表

日本ではauから発売されたGalaxy S7 edge Olympic Game Editionの同梱物としてのみリリースされた前モデルのGear IconX。そこで指摘されていた電池持ちを改善するなど着実に改良が加えられています。

完全ケーブルレスなイヤホン「Gear IconX」が電池持ち以外は良好な試用感で将来のスタンダードになりそう

そのバッテリ容量は、従来の47mAhから82mAhに増量。Bluetooth接続時に最大5時間、スタンドアロンで7時間の音楽再生が可能としています。従来が1.5時間/3時間だったことを考えると、大幅に駆動時間が伸びています。

本体のバッテリー容量が増量したことに伴い、充電ケースも315mAhから340mAhにバッテリーを増量。外出時に本体を1回フル充電可能です。

バッテリ容量は増えたものの、本体サイズはやや小型化。人間工学に基づき再設計したとのことで、軽量化と合わせて従来よりも装着感が向上しているようです。

また、Samsungの音声AIアシスタント Bixbyにも対応。といっても本体にBixbyを内蔵しているわけではなく、Bixby搭載機器(Galaxy S8、S8+、Note8など)とペアリングして使用する場合に、ハンズフリーでBixbyを利用できる機能です。

加速度センサや心拍数モニタを備え、フィットネストラッカーとして利用できるのは従来通り。歩数や速度、心拍数などを伝える音声ガイド機能も備えます。


▲カラーはブラック、グレー、ピンク

発売日や価格は不明。前モデルが200ドルだったので、同様の価格になると予想されます。

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