フィフィ、今井絵理子の不倫報道に「そもそも議員に向いてないから」
「そもそも今井議員が自民党から出馬したことに疑問を持ちました」
最近、女性議員たちの悪い意味での話題をよく耳にしますよね。女性活躍の促進が謳われるなか、その動きを引っ張っていかなければならない女性議員たちが、かえって足を引っ張ってしまうという状況。非常に残念なことだよね。
なかでも不倫疑惑が報じられた今井絵理子参院議員。一線は越えていないと彼女は言っていますが、そうした今こそ気を引き締めなければならないという時期に、疑われても仕方のない言動をとってしまったことは、やはり軽率過ぎると思う。
第一、手を繋いで、仲良く寄り添って、その挙げ句お泊りまでして、一線を越えていないと言われても無理があるよね。カラダの関係がなければ不倫ではないと言いたいのかもしれませんが、私が妻ならそれの方がよっぽど嫌ですよ。ちょっと言い訳としても如何なものかと。
いずれにせよ、今回こういう形で話題となった今井議員ですが、彼女についてはそもそも議員としてどうなんだろうという思いが私のなかにはありました。'16年7月の参議院議員選挙での当選直後に出演したテレビ番組において、沖縄米軍問題について意見を求められた際、「これから勉強します」と答えたことが話題になったことで、そう感じた方も多かったはず。
だけどそれ以前に私は、彼女が自民党からの比例代表として出馬した時点で疑問を持っていたのね。
なぜなら元々、彼女は'15年8月15日に「戦争は何があってもダメ」という、安倍政権が成立を目指した安全保障体制に反対するようなツイートをしていたわけ。
それなのに、いざ選挙となれば、当選しやすいであろう自民党から出馬。本当に安保体制に反対しているのであれば、わざわざ自民党から出馬しようとは思わないはず。何でもいいからとにかく議員になりたかったんじゃないかと疑われても仕方がないよね。
それも安保体制については触れずに、障がいを持つ子どもの母として、手話を交えたスピーチをするなどしてアピールしていましたよね。
まずこうした言動の時点で、いったい彼女は政治に対する熱があるのか、信念はあるのか、そもそも本当に政治に関心があるのかと疑問を持たざるを得なかったんです。
「比例代表というシステムを見直す必要性があるのではないか」
政治に対する熱がきちんとあるならば、タレントさんや名前が売れている人が立候補しても良いと思います。
だけど、政治に対してさほど関心がない人でも、人気のある政党から出馬すれば、その知名度だけで当選することを容易に可能とさせてしまう“比例代表”というシステムは見直さないとならないんじゃないかと思う。今回の今井議員の問題を受け、改めてそのことを痛感しました。
そして彼女については、政治やその男性と向き合う以前にまず、自分の息子さんとしっかり向き合うべきなんじゃないかな。
<構成・文/岸沙織>