成田凌 撮影/伊藤和幸

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「“クランクイン”って言葉が好きなんです。作品ごとに役柄も違うし、一緒にいる人たちも変わるので、まるで新しい人生が始まるみたいで気合も入ります。俳優をやってなかったら、なかなか味わえないことなのかなって」

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 大ブームを巻き起こした『逃げ恥』以来、立て続けにドラマに出演してきた成田凌(23)が、連続4クール目に突入。しかも、あの人気ドラマの続編『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』(フジテレビ系 7月17日夜9時スタート 初回30分拡大)ということで、主役級が勢ぞろい!

「中学生のころ、僕も友達もみんな当たり前のように見ていたドラマでした。そんな作品に出られるのはうれしい反面、いざ決まったときはちょっと“怖さ”も感じましたね。プレッシャーはもちろんありますけど、いい作品を作るためのひとつのピースとして、一生懸命、頑張りたいです」

昔から病院に行かない子どもだったが…

 救命センターでフライトドクターを目指すフェロー(訓練生)を演じる成田。1秒2秒を争う医療の世界で、どう自分が成長できるか楽しみと語る。ちなみにお医者さんにお世話になったことは?

「僕は本当に昔から病院に行かない子だったんです。でもただ1度だけ、中学生のときにすごくお腹が痛くなって。玄関に転がり込んでたら、親も“凌が大変!”ってテンパっちゃって。そのとき初めて救急車に乗りました。結局、原因不明のまま、入院3日間の末に自然と治りました」

 ドクターヘリも初体験!

「もちろん怖さはありますけど、高いところはけっこう平気なタイプなので、なんとか乗り切りたいですね。ジャンルは違いますけど絶叫マシーンが好きなので高所恐怖症とかではないです。最近は忙しくて遊園地にも行けていませんが、彼女ができて“乗りた〜い”って言われたときに乗れないとカッコ悪いかなと思うので、近いうちに乗りたいですね(笑)」

 役では人を助ける立場になるわけだけど、人の“SOS”には敏感なほう?

「う〜ん。わからない……ってことは気づかないタイプなのかな。でもわかりやすい人もいればわかりにくい人もいるかなって。ちなみに僕はガンガン表に出ちゃうタイプ(笑)。ズンって、あからさまに沈んでしまうのですが、話を聞いてもらっただけですぐに立ち直れるんです(笑)。僕の悩みなんてちっぽけなので。

 最近は、時間ができると近くに住んでる友人とよく遊んでます。ただダラダラ話しているだけなんですが、そういうゆったりとした時間にかなり助けられてますね」