EVの充電が面倒? ならロボットに任せればいい--フォルクスワーゲン、クルマ支援ロボット開発へ
ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲン(VW)と産業ロボット大手のクーカ(KUKA)社は7月7日、提携関係を拡大し、共同で電気自動車(EV)や自動運転車の支援を行うロボットを開発すると発表した。

この欧州最大の自動車メーカーは昨年、EVと新しいモビリティ・サービスへ巨額な投資のシフトを行うと発表。ディーゼル車排出ガス不正問題を克服しようとしている。

KUKAは中国の大手家電メーカー、ミデア・グループ(美的集団)に買収されたが、ロボット技術を使ってEVが自動的に充電設備と接続するシステムをVWと共同で開発するという。

VWが発行したニュース・リリースによれば、「ドライバーは所定の位置にEVを駐車するだけで、あとはロボットが充電ケーブルをクルマにつないでくれる」そうだ。また、両社では他のコンセプトも開発中であると付け加えている。

※この記事は『Reuters』に掲載されたMaria Sheahan記者の記事を転載したもの。

By Reuters

翻訳:日本映像翻訳アカデミー