東海大相模vs大和南
東海大相模、快勝でベスト8進出!先発した齋藤(東海大相模)
サーティーフォー保土ヶ谷球場で行われた、全国屈指の強豪、東海大相模と大和南の一戦。この日は日曜日ということもあり、たくさんの両軍応援団や、高校野球ファンが球場に詰めかけた。
注目の1回表、東海大相模の先頭・小松と続く山田拓が四球で出塁すると、3番黒澤が送ってチャンスを広げ、4番森下の強烈なレフトへの当たりで1点を先制。
いい形で先取点を奪った東海大相模はその後も、四球やエラー絡みで得点を重ね、立ち上がりに苦しむ大和南のエース・三羽から1回に9点を奪う猛攻を見せる。
大量点を得た東海大相模の先発・齋藤だったが、1死から四死球が重なり満塁のピンチを招く。ただここで失点を許さなかったのはさすがといったところ、5番、6番と連続三振に斬って取り、大和南に反撃の余地を与えない。
一方の大和南は3回にも一点を奪われ、10対0と厳しい戦況に。なんとか意地を見せたいところだが、1回に若干立ち上がりに苦しんだ東海大相模の齋藤は2回以降、大和南に一切のスキを与えず、試合は進む。
5回にも東海大相模は、7番横田の左中間への適時二塁打、最後には9番投手・齋藤の適時打で12点目を奪ってさらに大差をつける。
その裏、東海大相模はマウンドにサイドハンドの大和田を送り込み、ここも無失点に抑え12対0で5回コールド勝利。投打ともに圧倒し準々決勝に駒を進めた。
大和南は遊撃手の納谷、二塁手の関屋に好守備が出るなど、県16強の意地を見せた場面も見られたが、初回の大量失点が響いてしまった。
(取材・写真=編集部)
注目記事・2017年度 春季高校野球大会特集