野田聖子議員と長男(出典:http://ameblo.jp/seiko-noda)

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衆議院議員の野田聖子氏が朝日新聞に掲載された結婚と子育てを通して自分の人生を語った記事について、賛否両論の意見が寄せられたことをブログで明かしている。野田議員は2010年にアメリカで第三者提供の卵子で体外受精し、妊娠。2011年1月に生まれた長男は重い障害があり、毎月のように手術をして一命を取り留める状態が続き、退院できたのは2013年4月であった。記事では野田議員がこれまでの人生を振り返り、8日の“国際女性デー”に向けて働く女性たちに向けてエールを送っている。

5日の『野田聖子オフィシャルブログ「ヒメコミュ」』では、「朝日新聞の取材内容について、賛否両論のご意見。どちらもありがとうございます」「どんな意見にもスルーはしません」と寄せられた批判から逃げてはいない。

彼女は結婚したかったこと、親になりたかったことを「マスメディアに発信することは、売名行為」「つきつめれば人間のエゴ」と否定をしないという。「何を言われましても、私達しあわせでございます」とも綴っているが、ただ長男を“不憫だ”とする意見に対しては「親ばかりでなくたくさんの人に愛されてるから、不憫ではないです」と反論した。

また“なぜ養子縁組を考えなかったのか”という問いに対しては、検討したことを明かしたうえでその時の日本では「40歳を越えかつ共稼ぎの妻では、正式なあっせんはしてもらえなかった」と説明している。

野田聖子議員の長男はこの春、東京都の特別支援学校への入学が決まったものの、詳細を詰めはじめると「つまずくこと、多し」とブログに記している。“障害児も日本人として、当たり前に教育を受ける環境”を実現するため、「頑張らねば」と決意を新たにしていた。

出典:http://ameblo.jp/seiko-noda
(TechinsightJapan編集部 みやび)