2日、沖縄・琉球GCを舞台に「第30回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が開催した。4日間の日程で行われるLPGAツアー開幕戦、その目玉の一つは、沖縄に帰ってきた宮里藍の出場だろう。

すでに大会初日の予選ラウンドを終え、13位につけている宮里。14歳の時にプロとして初めて出場し、18歳ではプロ初勝利を挙げた思い入れの強い大会だけに、ここから、どこまで上位に食い込んでくるのか注目される。

そんな折、2日放送、TBS「NEWS23」では、『国内女子ゴルフ開幕戦 宮里藍(31)6年ぶりの「故郷」』として、地元沖縄で復活を目指す彼女が意気込みを語っている。

沖縄での試合について、「すごく新鮮な感じで不思議な気持ち」と表現した宮里は、「生まれて初めてプロの試合に出場したのがこの試合なので、何もかもすごく緊張していたのはよく覚えていますし、この試合なくしては今の自分はない」と言いきった。

だが、2010年に世界ランク1位になったものの、2012年を最後に優勝から遠ざかっている現状、去年を振り返った宮里は「長かったですね」と苦笑い。

さらに、宮里は「自分でいうと変な感じなんですけど、根がすごい真面目なのでどうしても完璧主義のところが出てしまう。何が足りないんだろうということばかりにフォーカスしてしまう」と分析。「それを捨てないとダメだなと思ってて、深く考え過ぎない。割り切り」を復活のポイントに挙げた。

地元の応援については「バーディーとったら指笛が聞こえてきたり、すごくフレンドリーに話しかけてくれる人もいれば、温かく見守ってくれる方もいて、私自身もできるだけバーディーをとって盛り上げられるようにしたい」と語ると、その最後には「結果にこだわるゴルフ。十分プロセスは踏んでいるのでしっかりと結果を出せるように」と意気込んだ。