8日深夜、フジテレビ「村上信五とスポーツの神様たち」では、プロ野球、オリックス・バファローズの大ファンとして知られるお笑い芸人・岡田圭右の持ち込み企画「見捨てないでね！オリックス」が放送された。

昨季は「完全最下位」に終わったオリックス。リーグ戦のみならず、交流戦やオープン戦、2軍と全てが最下位になる屈辱的な珍記録を樹立している。

そんなオリックスのファン離れを心配した岡田は、ゲストの山崎福也、若月健矢らと球団の魅力を紹介。まず挙げたのは「年会費が18万」というファンクラブの内容だった。

オリックスのファンクラブは、8クラス・計26コースあり、岡田曰く、会員数も5万2千人と年々増えているという。その最上位のコースとなる「エクストラプレミアムメンバー（Sコース）」の特典は、プロモデルのユニフォームや主催試合の自由席フリーパス、外野席ラウンジのドリンク飲み放題、球団の会見に参加できるなど盛りだくさん。「200人限定で即完売」になるほどの人気だという。

また、「ファンの応援が秀逸」というオリックス。札幌ドームに来場するオリックスファンは、一風変わったメッセージボードを掲げるようで、その内容は「日ハムはいいよな〜野球は強いしハムはうまいし」「解説者の皆様へ 期待されると弱いのでもう二度とオリを一位に予想しないで下さい」「とくになし」といったもの。それでも、そんなファンに後押しされてか、札幌ドームの勝率はホームを上回るという。

その他にも、「データによれば最下位脱出」と紹介した岡田。昨季は糸井嘉男がチームを離れたが、前田健太やダルビッシュ有が抜けた後の広島や日本ハムを例に、大物選手が抜けた後にチームが好成績を収めるジンクスを紹介した。

さらにオリックスが最下位になったシーズンは、全てキャッチャーが選手会長を務めていたとして、「（今季は）野手のT-岡田が選手会長になるので大丈夫」と太鼓判を押したが、岡田の今季予想順位は4位。これには山崎も「せめて3位くらいがよかった」と笑うしかなかった。