インテルに痛手だ。6日、キャプテンのマウロ・イカルディとイヴァン・ペリシッチに、2試合の出場停止処分が科された。クラブは異議を申し立てると発表。サポーターは怒りをあらわにしている。


5日のセリエA第23節イタリアダービーで、宿敵ユヴェントスに0-1と惜敗したインテル。ペリシッチは終了直前、ニコラ・リッツォーリ主審に抗議した際に一発退場を命じられている。イカルディは試合後に同主審に向けてボールを蹴っていた。

6日になり、イカルディとペリシッチは審判に対して暴言を吐いたとして、2試合の処分を科された。26日のローマとの大一番に間に合うのは不幸中の幸いだが、処分が確定すれば、12日のエンポリ戦と19日のボローニャ戦でプレーできない。

イカルディは得点ランクで2位につける今季15ゴールとチームの得点王。ペリシッチもチーム2位の7得点を記録している。つまり、インテルはチームの大きな得点源である2選手を同時に失うこととなるのだ。当然、クラブは処分に納得しておらず、異議を申し立てると表明した。


激戦を終えたチームに休みが与えられた日に訪れた知らせに、サポーターからも怒りの声が上がった。特にインテルサポーターは、かつてユヴェントスDFレオナルド・ボヌッチがリッツォーリ主審に対して激しく詰め寄った場面に処分が科されなかったことと矛盾していると感じているようだ。