バルセロナが2日、元ブラジル代表ロナウジーニョのクラブ復帰を発表した。アンバサダーとしてイベントでバルセロナを代表するという。

2003年にパリ・サンジェルマンからバルセロナに加入したロナウジーニョは、2度のリーガエスパニョーラ優勝やチャンピオンズリーグ制覇に貢献。そのたぐいまれなるテクニックと無邪気な笑顔で、多くのファンを魅了した。


2008年にバルセロナを退団し、ミランを経て、ブラジルに帰国したロナウジーニョは、フラメンゴやアトレチコ・ミネイロに所属。さらにメキシコのケレタロやフルミネンセに在籍したが、2015年を最後にピッチから遠ざかっている。

そのロナウジーニョが、バルセロナに戻ってくる。クラブによれば、サッカースクールの子どもたちの指導や、バルセロナ財団、マシア(下部組織)のプロジェクトにも参加。その技術や経験を伝えていく役割も担うとのことだ。また、元選手たちによる「レジェンドプログラム」にも加わる。


3日に正式に署名や就任イベントに臨むロナウジーニョは、2日にツイッターで「バルセロナ、向かっているよ!」とツイートしている。


昨年夏、今季終了後の現役引退を半ば認めていたロナウジーニョは、いよいよユニフォームを脱ぐ日が近づいているようだ。