今回取り上げるのは、モデルでグラドル、女優もこなす内田理央。昨年10月期の超人気連ドラ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)では、第9回から登場、ポジティブモンスター役を好演した。
 SEX診断チャートの五角形のデコボコが激しく、【尻軽度】が満点の「5」と際立っており、偶然か、ドラマ『逃げ恥』の役柄とも一致していて興味深い。

 分厚い唇は情愛豊かで、色情も濃厚。上下ともめくれたような唇で、下唇はタラコ状に膨らみ、上唇は尖って前に出ていて、早熟で、性愛に対してだらしないところがある。
 目は切れ長ながら目間が広く、トロンとして目力が弱い。鼻下が短く、正面から鼻孔が覗き、笑うと右頬に片えくぼができる。いずれも異性からの誘いや押しに弱い尻軽相だ。
 加えて、右奸門(目尻と耳の間のエリア)に色の悪い(ホクロかシミか判然としない)大きな黒点が二つ、さらにそのそばの髪の中にも一つある。夫婦仲(もしくは本命の恋人との仲)が破綻する確率がすこぶる高く、不倫ボクロでもあるので、本人の浮気が原因となることが少なからずある。
 さらに決定的なのが、上唇の左寄りにある複数のホクロ。こちらは(水難や)多淫から色難を招くホクロで、自分から仕掛けて性愛に進展し、災厄を被る相だ。
 臥蚕(下瞼の睫毛が生えているあたり)の張りが弱く、陰にこもった好色さはないものの、やや出目で、情熱的で肉欲旺盛。色恋にはいたって積極的だ。目頭に切れ込みがなく、本心に忠実で、スポーティーなセックスを好む。
 下瞼のラインが中央から目尻にかけて下がっているのは、(フェチな性戯やマニアックなプレイなど)バラエティーに富んだセックスを楽しめる相で、淫蕩というのとはまた違った豊かなエロスの持ち主だ。【淫乱度】は「4」と高い。

 金甲(小鼻)の張りが弱く、口相の勢いも強くなく、生命力・精力は脆弱。頬骨が前にも横にも張っているのは後家相で、我慢強くはあるが負けず嫌いの出しゃばり。この強い頬骨と太めの眉が補って、【絶倫度】は「3」。
 生来の膣道の形と一致するとされる、耳の穴の手前の切れ込みが凡相。後天的な膣肉の締まりと連動する口元もユルくてマイナス。【名器度】は「2」と観た。
 以前と比して、ドラマ『逃げ恥』では眉をやや弓なりに作っているのが辛うじてプラス要素ながら、厚くまくれ気味の唇・垂れた眼形・乏しい金甲と、マイナス要素の方が圧倒的に強く、【あげまん度】は「1」とかなり低い。

 よく言えば超のつくモテ相で、男縁の多い恋愛体質だが、いかんせん男運・夫運が悪すぎる。よほど自重してもまだ足りない、波乱の多い将来になりそうだ。

【劉飛昶プロフィール】
劉飛昶(リュウ・ヒチョウ) 観相学・東洋運命学・心理学などを独学。セクソロジーにも通じ、女相から性感の特徴などを観極め、現代にフィットした〈新〉淫相学の研究に取り組む。淫相学とは、観相術の中でも男女の交わりに主眼をおいた観法の総称。