あの“はっぱ隊”の「YATTA!」をアイドルがカバー

インパクト特大なこの楽曲、CDショップはもちろんのこと、それ以外の店舗、例えばラーメン店や釣具屋、はたまた自動車教習所などで耳にした人々から、「釣具屋でなんでYATTA! 流れてるのwwwwwwww」「ラーメン屋行ったらバンもんのYATTAが流れてきてラーメン吹いた」「教習所でYATTA! 流れて笑うしかない」といった声がSNSを通じて続々と寄せられている。
このように歌・MVの両面から注目を集めているバンもん!版「YATTA!」だが、ウッチャンナンチャンの南原清隆率いる「はっぱ隊」が2001年にリリースした楽曲が実はオリジナル。はっぱ隊は人気番組「笑う犬の冒険」発のユニットで、メンバーは南原とネプチューン(名倉潤・堀内健・原田泰造)、ビビる(大内登・大木淳)の6人組で、彼らがはっぱ1枚のあられもない姿でポジティブな歌詞を元気一杯に歌う姿は当時大きな脚光を浴びた。
バンもん!はこれまでにも「もっと愛しあいましょ」(LINDBERG)、アニメ『さすがの猿飛』オープニングテーマの「恋の呪文はスキトキメキトキス」(伊藤さやか)、アニメ『キテレツ大百科』オープニングテーマの「ボディーだけレディー」(内田順子)といったカバー曲を世に送り出してきたが、今回の「YATTA!」の衝撃は過去最大級となっているようだ。
今回の「YATTA!」のカバーでは、当時日本を席巻した同曲の15年ぶりの復活ということで、オリジナルの作曲を手掛けたDANCE☆MANが楽曲リメイクを担当し、カーニバル三浦こと三浦亨もダンスリメイクを担当と、正真正銘のオリジナルスタッフが再集結している。また、彼女たちが再メジャーデビューを果たしたレーベル・ポニーキャニオンは奇しくもオリジナル版「YATTA!」もリリースしているという思わぬ共通点も。
DANCE☆MANは、「そういえば誰かがカヴァーしたという話は聞いたことがない。近寄りがたい高嶺の花的存在であるこの超名曲を選ぶセンスと勇気。流石としか言いようがない!」と驚きを示すと共に、自身がリメイクを手掛けた今作に関しても「バンもん!さんverを聞くと、今またグッときます!」とコメントし、当時にも負けず劣らずの楽曲に仕上がったと自信を見せる。
はっぱ1枚での南原、ネプチューン、ビビる大木の雄姿(?)など、当時の懐かしい思い出を想起する人も多いであろう「YATTA!」を15年越しで復活させたバンもん!が、この曲と共にどこへ向かっていくのか……、大いに注目!