働きたくなさすぎる……転職3回目の20代半ば、どう生きる?

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世の中には医師が認定する以外にも多くの「病」が潜んでいるようだ。投薬だけでは対処しきれない病を相談する人「教えて!goo」にいた。彼が悩むのは「働きたくない病」である。

大学を卒業し、社会人5年目。一度は転職し学習塾に勤め、業種は合っていると感じるも、いわゆる「ブラック」な職場環境で退職。また他の塾に勤め始める気にもなれず、転職活動で事務職での内定をもらうも「嬉しくないのでなぜか断ってしまう」状況だそう。働かねばお金がない。しかし働きたくない気持ちもある。そんな思いから「生きるために働くのか、働くために生きているのか」と思い悩む日々から相談したという。彼の悩みに手を差し伸べた声から、彼自身も腑に落ちたアドバイスをはじめ、紹介していこう。

■抜け出すためには「自分と向き合うこと」

「お金が貰えないことよりも嫌なことがあるから働けないんですよ」(ユーリ40000さん)

相談者さんもベストアンサーに選んでいたアドバイスでは、「生きる意味」や「義務・世間体」ではなく、何よりも「自分」と向き合うことを説いたものだった。

言い換えれば、自分を細分化して考えるべきだ、ということかもしれない。何が嫌で、何が好きか。どこに疲労を感じやすく、何なら耐えられるのか。性格を矯正するのも一案で大切だが、そのためにも漠然とした捉え方ではなく、自分をよく知ることからスタートするのが近道なのだろう。

■野菜を育ててみてはいかが?

「食べることと働くことの関係を実感できると思いますし、地に足がついてくると思います」(kanakyu-さん)

家庭菜園でも農家のボランティアでも良いので「野菜をつくる」ことを勧めたユニークな意見もあった。おそらく、目に見える成果物があること、運動で多少は気持ちの開放が望めること、「生きる=食べる」の基本に立ち返れることなど、メリットがさまざまあるのだろう。「地に足がつく」は実に言い得て妙なのである。

■続く仕事は「向いている」ということかも

「私もいろいろ仕事で悩みました。ズーッと悩んでたら25年同じ仕事してました」(しげしげはげさん)

朴訥とした意見だが一考に値すると感じた。動きの激しい現代では牧歌的すぎる話かもしれないが、悩みながらも「続けられる仕事」は、ともすると「性に合っている」ということだろう。相談者さんは塾講師にフィット感を得ていたのだから、仕事の内容を感情や事実レベルに細分化することで、たとえば「教え子がうまくいった時に喜びを感じる」と行き着けば、塾講師にかぎらず、同じような感覚を得られそうな仕事を探していくきっかけにもなるだろう。

ひと口に「働く」といっても悩みは尽きず、しっくりくるものに出会えるかも不透明だからこそ、大人にとっては面白いテーマでもある。みなさんは今の仕事に満足しているだろうか? もしそうなら、どうやってその職業にたどり着いたのだろうか。

(松本塩梅)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)