上海GM、新工場完成で生産力は32万台に倍増
XFN-ASIAによると、米自動車最大手GM(ゼネラルモーターズ)と中国自動車大手の上海汽車工業の合弁会社、上海ゼネラルモーターズは、既存の工場に隣接する第2工場が完成したと発表した。これにより、同社の製造能力は従来の倍の年間32万台となったとしている。新工場は18万平方メートルの敷地に車体・塗装・組立工場を備え、従業員は941人。同一ライン上で異なるモデルを生産でき、今年発売予定の複数モデルに対応する。初年度の生産台数目標は16万台で、すでに28日からビュイックの普及型セダンの製造を開始した。将来的にはキャディラックの高級セダンも生産する予定。傘下の上海通用汽車を含めた同国の生産台数は、年間約50万台に増加した。
中国自動車業界は過当競争状態にあり、生産の拡大によるコストと価格の削減が各社とも急務となっている。2005年の中国の自動車需要は、12%の成長が見込まれている。【了】
中国自動車業界は過当競争状態にあり、生産の拡大によるコストと価格の削減が各社とも急務となっている。2005年の中国の自動車需要は、12%の成長が見込まれている。【了】