4月の韓国の鉱工業生産は前年同期比3.8%
XFN-ASIAによると、韓国の4月の鉱工業生産は前年同期比3.8%増で、3月の同4.9%増から伸び率が鈍化した。韓国統計庁が発表した。半導体チップ、自動車、データ通信機器の輸出鈍化が背景となっていた。前月比では1.7%減と、3月の同3.9%増から鈍化した。項目別にみると、自動車は3月の前年同期比15.4%増から同11.3%増に、通信機器は同10.7%増から同6.9%増に、半導体チップは同15.6%増から同13.8%増に、それぞれ伸び率が鈍化した。
一方、卸売・小売売上高から算出された個人消費は3月の0.3%増から0.5%減と減少した。前月比の個人消費は、3月の0.9%増から、0.4%の減少となった。また、設備投資は前年同期比0.3%増で、3月の同1.4%増から減速した。総出荷高は3月の同4.4%増から2.6%増に減速、特に海外向け出荷は3月の同11.0%増から同7.7%増へと鈍化した。ただ、国内の建設受注は、3月の同5.3%増から同8.3%増と好調だった。
4月の一致指数は前月から0.8ポイント低下。3月は0.1ポイント上昇していた。同月の先行指数は同0.1ポイント低下、3月は同0.2ポイント上昇していた。 【了】
4月の一致指数は前月から0.8ポイント低下。3月は0.1ポイント上昇していた。同月の先行指数は同0.1ポイント低下、3月は同0.2ポイント上昇していた。 【了】