中国中銀:05年の中国CPI上昇率は4%目標値の範囲内に
AFX-ASIAによると、中国の中央銀行である中国人民銀行は26日、第1四半期(1−3月)金融レポートを発表し、2005年のCPI(消費者物価指数)は、4%の政府設定目標以下に抑えられるとの見通しを明らかにした。同行は、CPIが第2四半期と第3四半期は前年比で安定的に推移するが、第4四半期にはわずかに上昇するとした。
第1四半期のGDPは前年同期比9.4%成長し、CPIは同2.8%上昇したが、中国経済について、同レポートは、第1四半期は安定的かつ急ピッチで成長を続け、固定資産投資は減速しているが、国内消費は加速しているとした。同四半期の固定資産投資は同22.8%増の1兆1000億元となったが、2004年第1四半期の急上昇時よりも、増加率は20.2%ポイント低い水準だった。
中国人民銀行は、一部の分野では、投資はマクロ経済政策で抑制されているが、鉱山と原材料部門では、まだ、価格の大幅な上昇と固定資産の増加が見られるとしている。【了】
第1四半期のGDPは前年同期比9.4%成長し、CPIは同2.8%上昇したが、中国経済について、同レポートは、第1四半期は安定的かつ急ピッチで成長を続け、固定資産投資は減速しているが、国内消費は加速しているとした。同四半期の固定資産投資は同22.8%増の1兆1000億元となったが、2004年第1四半期の急上昇時よりも、増加率は20.2%ポイント低い水準だった。
中国人民銀行は、一部の分野では、投資はマクロ経済政策で抑制されているが、鉱山と原材料部門では、まだ、価格の大幅な上昇と固定資産の増加が見られるとしている。【了】