衝撃の長さ!ずっとすすり続けられる三上製麺の「長ひやむぎ」で、お口の中は”すすりパラダイス”!

これまで、うどんやパスタの乾麺のブランドにはちょっぴりこだわりがあっても、そうめん・ひやむぎのブランドには、あまりこだわりがありませんでした。というか、「そうめん」「ひやむぎ」の区別すらあまりしてなかったかも…。正直、そうめんやひやむぎでありさえすればなんでも夏場はおいしくて、ブランドを変えても、あまり違いがわからなかったからです。

でもある日、編集部に届いたひやむぎは、見るからに違いました。何が違うって、箱の大きさです。箱には「ひやむぎ」と書いてありますが、どう見てもひやむぎの大きさじゃありません。「何か別のものが入ってるのかな?」とおそるおそる開けると、そこには見たこともない長さのひやむぎが…!

いったいなぜ、こんな長さに!?長さが違うと味も違うの??興味津々で茹でてみると、驚くべき事実が!さっそくレビューします!

ひやむぎのおいしさを追求したら、36cmになった!

三上製麺さんの創業は、大正元年。100年以上も代々、プロの料理人に麺を提供してきたそうです。中でもプロの方々に高い評価をいただいていたのが、食べごたえや喉ごし、盛り付けたときのボリューム感などを考えて完成させた、長さ36cmの“長ひやむぎ”だそうです。

上が長さ19cmの一般的なそうめん。ずいぶん違いますよね。

ずっとすすり続けられる快感はまさに “すすりパラダイス”!?

さっそく茹でてみました。直径36cmの鍋はないのですが、直径28cmの中華鍋にたっぷりのお湯を沸かし、端から丸めるように少しずつ入れていくと、問題なく茹でられました〜♪

さっそくシンプルなつゆでいただきます。

箸でたぐってみると…。36センチってこんなに長かったっけ…。ひえええええ!最大に持ち上げても、端が出て来ない…!ほんの数本すくってもかなりの量になるので、つけつゆの容器は大き目にしたほうがいいです。

食べてみました。ふつうのひやむぎなら、2〜3回すすれば終わりなのに、5〜6回はすすらないと終わらない…。でもすすり続けていると、その連続感が爽快に感じられてきて、やみつきに!すする回数が多い分だけ、つゆがしっかりからまって、のどごしもいい。小麦の甘味もしっかり感じられます。箸が止まりません。これはもう、ふつうのそうめんやひやむぎに、戻れないかも〜♡

“すすり祭り”の爽快感をさらにアップさせたい!→きゅうりおろし+温泉卵

三上製麺さんのひやむぎを食べて、「夏にそうめんやひやむぎがおいしいのは、汁といっしょにすする爽快感にあるんだな」とあらためて気がつきました。そこでその爽快感をもっとアップさせるために、大根おろし・・・じゃ普通だし、辛みが強すぎてちょっと合わない気がするので、きゅうりおろしにしてみました。そこに温泉卵と、食べるラー油をトッピング♪食べる直前につゆをかけます。

予想どおり、ちょっとフルーツのような甘さとみずみずしさがあって、爽快感がさらにうなぎのぼり!このきゅうりおろし、大根おろしより力がいらないし、色味も爽やかだし、おすすめです!

小麦そのものの甘味をもっと楽しみたい→卵かけひやむぎ

麺が長いので口の中でしっかり噛みしめるせいか、モチモチ感やコシと同時に、小麦の甘さも強く感じられます。

そこで、卵かけにしてみました。茹でたてのそうめんに卵をからめ、薬味にシソとミョウガ、大好物のちりめん山椒もトッピング。


大成功でした!卵かけ系もまた、すすることによっておいしくなることを発見!ちょっと奮発して、めんつゆじゃなく、今凝っている煎り酒をかけてみたら、昇天もののおいしさでしたーーー!

ひやむぎには、柑橘系がよく合う…ような気がする!

見ただけですでに爽やか♪

ぷぅぴぃさんの暑いお昼に一杯の涼❀.(*´❀. すだちうどん我が家は、冷や麦レモン~

塩レモンの冷たいスープなんて、爽やかでおいしいに決まってる!ズルイ!

塩レモンの冷製スープの具だくさんあっさり冷麦❤️*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

焼肉のたれをスープに!なぜだろう、すごく心ひかれる・・・

焼肉のタレで冷麦

埼玉県民の“うどん愛”が育んだ、名品ひやむぎ!

ところでそうめんとひやむぎの違い、太さだけだと思っていませんか?確かにJIS規格では製法の決まりはなくて、太さ1.3mmまでをそうめん、1.3mm〜1.7mmをひやむぎと区分しています。

上の写真だと上がそうめんで下がひやむぎ、下の写真だと左がそうめんで右がひやむぎです。

でも本来、「そうめん」とは生地を手で細く伸ばした「手延べそうめん」をさします。麺のグルテン組織が長く伸びるから、麺の表面も長く続いていて、つるつるとした滑らかさが生まれるのです。一方で、長く伸ばすためには油が不可欠なため、独特の香りがあったり(それが好きな方も多いですが)、麺つゆとなじみにくかったり、歯ざわりが硬すぎると、敬遠する人もいるそうです。

これに対して「ひやむぎ」は、(諸説ありますが)、うどんと同じように生地を薄く延ばして細く切る「「麦きり」から発展したものだといわれています。三上製麺さんのひやむぎは、ひやむぎならではのほどよい柔らかさと弾力、コシのバランスを追求しているそう。だから長さも重要で、量販店で「長すぎて棚に置けない」と言われても妥協せず、36cmの「長ひやむぎ」をネット通販しているそうです。

たくさんの麺類を販売していますが、売り上げの6割を占めるのがこの「長ひやむぎ」だとか。熱烈なファンが多いことがわかります。

三上製麺さんのある所沢は、小麦の栽培にとても適した土壌で、小麦栽培の一大生産地として有名。そのため「うどん文化」が郷土食に根付き、今でも事あるごとにうどんを打つ風習が残っているそうです。三上製麺さんは、そんな“うどん愛”あふれる、舌の肥えた土地で製麺技術を磨き続けているから、こんなおいしいひやむぎが誕生したのですね。


※この記事は、編集部が気になった食品メーカー様にお願いしてサンプル品をお送りいただき、自発的に掲載している記事となります。とりあげてもらいたい商品、気になる商品がある方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。なお、記事化の保証はいたしておりませんので、あらかじめご了承ください。

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(著&編集:SnapDish編集部)